ウォリス・デイ
ウォリス・デイ(Wallis Day, 1994年9月20日 - )は、イギリスの女優であり、元モデル。
ウォリス・デイ Wallis Day | |
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2023年 | |
生年月日 | 1994年9月20日(30歳) |
出生地 |
イングランド ロンドン |
国籍 | イギリス |
職業 | 女優、モデル |
活動期間 | 2012 - |
備考 | |
モデル情報 | |
身長 | 175 cm (5 ft 9 in)[1] |
髪の色 | Blonde |
眼の色 | Blue |
ソープオペラ『Hollyoaks』の Holly Cunningham 役、TVシリーズ『Krypton』の Nyssa-Vex 役、テレビシリーズ『BATWOMAN/バットウーマン』の Kate Kane 役などで知られている。
若いころ
編集1994年9月20日にイギリスのロンドンで生まれ、イルフォードで育った[2]。家族の中に芸能界と関わりのある人がいなかったので、「ごく普通の家庭で、ごく普通の仕事をしていた」と語っている。5歳の時、父親にバレエを見に連れて行ってもらったことがきっかけで演技に熱中し、同年齢のときにステージコーチ・シアター・アーツに入団した。彼女の成長期には、家族と一緒に頻繁に引っ越しをし[3]、12年間で11の学校に通った[4]。シルビア・ヤング・シアター・スクールに通い[5]、後にアーツ・エデュケーショナル・スクールズ・ロンドン (ArtsEd) にも通った[3]。
経歴
編集13歳でモデルエージェンシーのModels 1と契約し、3年間、エージェンシーで最年少だった[3]。「演劇学校に行くための貯金をするため」にモデル業を始めたと述べている[6]。モデルとして活動している間、Garnier、Superdry、Nikeなどのモデルを務めた[3]。16歳でモデルを辞め、女優としてのキャリアを積むことを選択した[3][7]。スクリーンに登場した最初の作品は、ニンテンドー3DSのコマーシャルで、「スーパーマリオ 3Dランド」をプレイしているシーンだった[4]。19歳のとき、2016年に『Between Two Worlds』のルーシー役で初めて映画出演を果たした[3]。最初のテレビ出演は、2012年から2013年にかけて放送されたイギリスのソープオペラ『Hollyoaks』のHolly Cunninghamだった[8] [9]。
2014年、キャスパー・リーのガールフレンドになりすまし、彼のルームメイトであるジョー・サグといちゃつくYouTubeのイタズラ動画に出演した。この動画は2200万回以上の再生回数を記録した[4]。同年、リア・ミシェルの「On My Way」、アークティック・モンキーズの「Arabella」、ファイヴ・セカンズ・オブ・サマーの「シー・ルックス・ソー・パーフェクト」のミュージックビデオに出演し[10]、Sky Oneの『Trollied』第4シリーズ第7話にも出演した[11]。
2015年、テレビ映画『Casanova』にアンジェリカ役で出演し[10]、ITVシリーズ『Jekyll and Hyde』ではオララ・ジキル/ハイドを演じた[12]。『Jekyll and Hyde』の後、ArtsEdで学ぶために活動を休止した[3]。
2016年、Instagramのオリジナルシリーズ「Shield 5」にAmy Williams役で出演し[13]、『The Royals』には2018年までアンジー役でレギュラー出演した[14]。
2017年には、TNTのシリーズ『Will』にCressida Deveraux役で出演した[3]。
2018年から2019年にかけて、Syfyのシリーズ『Krypton』に、スーパーマンの祖母であるNyssa-Vex役としてレギュラー出演を果たした[15] [16] [17]。
2021年に配信された映画『インフィニット 無限の記憶』ではシン役で出演した[18]。3月、CWテレビジョンネットワークのシリーズ『BATWOMAN/バットウーマン』の第2シーズンに再出演し、ルビー・ローズからケイト・ケイン役を引き継ぐことになった[19]。キャラクターの顔の変化が説明されているエピソード「Initiate Self-Destruct」でデビューした[20]。また、Circe Sionisも演じている[21]。
私生活
編集「主人公のガールフレンドや隣の家の女の子」のようなストックキャラクターを演じることを嫌い、ファム・ファタールなどのよりアクション性の高い役を好むと述べている。総合格闘技、ボクシング、ムエタイの訓練を受けている[4]。 作家志望でもあり、サイコスリラー小説を書き、それを脚本化するつもりでいる。また、水泳のトレーニングを受けた水泳選手でもあり、2012年夏季オリンピックに参加するために準備を始めたが、女優業に専念するために水泳から離れることにした[3]。そのほか、サーフィンやジェットスキーにも精通している[7]。
自分のセクシュアリティについてコメントしないことにしている[22]。2017年に「ストレートであること、バイセクシュアルであること、ゲイであることは選択ではありません。その件に関して私が言えることは以上です」と述べている[23]。
出演作
編集テレビ
編集公開年 | 作品名 | 役名 | 備考 |
---|---|---|---|
2012〜2013年 | Hollyoaks | Holly Cunningham | メインキャラクター |
2014年 | Trollied | Advert Woman | ゲスト出演 |
2015年 | Casanova | Angelica | テレビ映画 |
Jekyll and Hyde | オララ・ジキル/ハイド | レギュラー出演 | |
2016年 | Shield 5 | Amy Williams | メインキャラクター |
2016〜 2018年 | The Royals | Angie | レギュラー出演 |
2017年 | Will | Cressida Deveraux | ゲスト出演 |
2018〜2019年 | Krypton | Nyssa-Vex | メインキャラクター |
2021年–現在 | BATWOMAN/バットウーマン | ケイト・ケインとCirce Sionis | レギュラー出演(シーズン2) |
映画
編集公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
---|---|---|---|
2016年 | Between Two Worlds | ルーシー | |
2021年 | インフィニット 無限の記憶 Infinite |
エージェント・シン |
ミュージックビデオ
編集年 | タイトル名 | アーティスト |
---|---|---|
2014年 | 「On My Way」 | リア・ミシェル |
「Arabella」 | アークティック・モンキーズ | |
「シー・ルックス・ソー・パーフェクト」 | ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー |
脚注
編集- ^ “Wallis day”. Models 1. 28 March 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。28 March 2021閲覧。
- ^ “Wallis Day”. Rotten Tomatoes. 24 March 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。24 March 2021閲覧。
- ^ a b c d e f g h i Hawke, Heather (11 April 2018). “Wallis Day”. Decorated Youth. 24 March 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。24 March 2021閲覧。
- ^ a b c d Williams, Max (9 April 2018). “"I just enjoy taking risks." Is Wallis Day the coolest actress in the world?”. Square Mile. 22 March 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。24 March 2021閲覧。
- ^ Oddity Studios. “Wallis Day for Oddity”. Oddity. 19 January 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。29 March 2021閲覧。
- ^ Edwards (27 September 2018). “An interview with Wallis Day from Krypton”. DC World. 23 November 2020時点のオリジナルよりアーカイブ。28 March 2021閲覧。
- ^ a b “An Interview with Wallis Day”. French Connection (21 August 2017). 27 March 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。27 March 2021閲覧。
- ^ Kilkelly (26 October 2012). “Hollyoaks: Cindy's daughter Holly returning to soap”. Digital Spy. 28 October 2012時点のオリジナルよりアーカイブ。26 October 2012閲覧。
- ^ Kilkelly (3 October 2013). “Hollyoaks Holly Cunningham role recast”. Digital Spy. 21 August 2020時点のオリジナルよりアーカイブ。16 April 2020閲覧。
- ^ a b “Wallis Day”. Hamilton Hodell. 27 March 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。27 March 2021閲覧。
- ^ “Trollied Series 4, Episode 7”. British Comedy Guide. 27 March 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。27 March 2021閲覧。
- ^ Butcher. “Jekyll and Hyde – S1 – Episode 8: 'Moroii'”. Radio Times. 24 March 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。16 April 2020閲覧。
- ^ Marnell (1 February 2016). “Instagram Launches First Drama Series, Shield 5”. Mandatory. 27 March 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。27 March 2021閲覧。
- ^ “Wallis Day – Krypton”. Starry Constellation Magazine (11 April 2018). 28 January 2020時点のオリジナルよりアーカイブ。24 March 2021閲覧。
- ^ Petski (10 October 2017). “Krypton: Ian McElhinney & Elliot Cowan Among Six Cast in Syfy Pilot”. Deadline Hollywood. 28 December 2017時点のオリジナルよりアーカイブ。5 May 2018閲覧。
- ^ Webb Mitovich (16 August 2019). “Krypton Cancelled at Syfy After 2 Seasons, Lobo Spinoff Passed Over”. TVLine. 16 August 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。16 August 2019閲覧。
- ^ “Krypton: Nyssa-Vex”. Syfy. 3 February 2020時点のオリジナルよりアーカイブ。16 April 2020閲覧。
- ^ Motes (14 April 2020). “Paramount Moves Mark Wahlberg Sci-Fi Thriller Infinite from August to May 2021”. ScienceFiction.com. 7 August 2020時点のオリジナルよりアーカイブ。25 May 2020閲覧。
- ^ Ramos (22 March 2021). “'Batwoman' Sets Wallis Day As New, Altered Kate Kane in Big Reveal”. Deadline Hollywood. 22 March 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。22 March 2021閲覧。
- ^ Agard (2 May 2021). “'Batwoman' star Wallis Day breaks down Kate Kane's return and identity crisis”. Entertainment Weekly. 3 May 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。4 May 2021閲覧。
- ^ Ortiz, Andi (21 June 2021). “'Batwoman': Wallis Day on Circe's 'Deranged' Warpath and the Key to Saving Kate (Video)”. TheWrap. 28 June 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。3 July 2021閲覧。
- ^ Rude (22 March 2021). “Wallis Day Replaces Ruby Rose as Kate Kane in CW's 'Batwoman'”. Out. 24 March 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。29 March 2021閲覧。
- ^ Wallis Day [@wallisday] (2017年10月30日). "Being straight, bisexual or gay is NOT a choice. All I'll say on that matter". X(旧Twitter)より。
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