ウェルギニウス氏族
ウェルギニウス氏族 (ラテン語: Gens Verginia) は、古代ローマの氏族のひとつ。主に紀元前5世紀に執政官を輩出した。十人委員会追放のきっかけとなったウェルギニアの伝説がある。
メンバー
編集トリコストゥス家
編集- オピテル
- ルキウス・ウェルギニウス・トリコストゥス:プロクルスとも。紀元前435年の執政官。翌年も
カエリオモンタヌス
編集- アウルス
- アウルス・ウェルギニウス・カエリオモンタヌス, 紀元前469年の執政官
- ティトゥス・ウェルギニウス・トリコストゥス・カエリオモンタヌス:紀元前448年の執政官
エスクィリヌス家
編集その他
編集- オピテル・ウェルギニウス:紀元前473年の執政官とする記録がある[1]が、紀元前478年との混同の可能性もある[2]
プレプス系
編集- アウルス・ウェルギニウス:紀元前461年の護民官。5年続けて務める
- ルキウス・ウェルギニウス:紀元前449年の護民官
- ウェルギニア:十人委員会のアッピウス・クラウディウス・クラッスス・インレギッレンシス・サビヌスに横恋慕され罠にはめられたが父ルキウスに殺害された
- アウルス・ウェルギニウス:紀元前395年の護民官
- ルキウス・ウェルギニウス:紀元前207年のトリブヌス・ミリトゥム
- マルクス・ウェルギニウス:紀元前87年の護民官
- ガイウス・ウェルギリウス・バルブス:紀元前62年のプラエトル
出典
編集参考文献
編集- T. R. S. Broughton (1951). The Magistrates of the Roman Republic Vol.1. American Philological Association
- T. R. S. Broughton (1952). The Magistrates of the Roman Republic Vol.2. American Philological Association
- R. M. Ogilvie (1965). A Commentary on Livy, Books 1–5. Oxford: Clarendon Press