ウインズ難波
ウインズ難波(ウインズなんば)は、大阪府大阪市浪速区難波中にある日本中央競馬会 (JRA) の場外勝馬投票券発売所 (WINS) である。
ウインズ難波・難波場外発売所 | |
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基本情報 | |
所在地 | 大阪市浪速区難波中2-10-70 |
座標 | 北緯34度39分42.5秒 東経135度30分6.1秒 / 北緯34.661806度 東経135.501694度座標: 北緯34度39分42.5秒 東経135度30分6.1秒 / 北緯34.661806度 東経135.501694度 |
開設日 |
ウインズ - 1949年4月17日 難波場外 - 2005年11月3日 |
閉場日 | 難波場外 - 2020年12月3日(払戻) |
施設設置者 |
南海電気鉄道株式会社(施設所有) 京阪神ビルディング株式会社(共同運営) |
管理施行者 |
ウインズ - 日本中央競馬会 難波場外 - 兵庫県競馬組合 |
発売窓口 | 自動発売機270・有人窓口38・発払兼用機40 |
払戻窓口 | 自動払戻機25・有人窓口6・発払兼用機40 |
発売単位 | 全賭式100円以上100円単位 |
開催日営業時間 |
9:00 - 17:00 難波場外としての発売は水木10:00 - 16:40 |
非開催日営業時間 |
月火のみ10:00 - 16:00 難波場外はなし |
最寄駅 | 南海難波駅 |
駐車場 | 無し |
駐輪場 | 約450台(無料) |
外部リンク |
JRA・ウインズ難波 兵庫県競馬組合・難波場外 |
2006年から2020年までの水曜日・木曜日は兵庫県競馬組合の場外勝馬投票券発売所難波場外発売所(なんばじょうがいはつばいじょ)として営業していた。
概要
編集京阪神急行電鉄(現・阪急電鉄)の子会社である京阪神競馬(京阪神不動産を経て現・京阪神ビルディング)が1956年、大阪球場に併設して開業した。従来、場外馬券売場は馬券を買うだけの場所であったが、ここは大阪球場の敷地内にあるため敷地も広く、全国唯一の「滞在型の場外馬券売場」であった。家主である大阪スタヂアムは1970年、競馬ファン相手の食堂を開業。人気を博したため店舗を拡大し、球場内外に大食堂街を形成した。外野席の下が場外本館で、場外別館の壁をスコアボードに利用していた。
大阪球場が取り壊された後は、跡地に開業したなんばパークスに2002年7月、大幅に増床した上でテナントとして入居。2007年4月のなんばパークスグランドオープン以降は、女性や家族連れの来場者が増えている。JRAウインズの中でも商業施設とタイアップした近未来型ウインズであり、子供連れで来場すると子供向けグッズを入手できることもある(不定期)。
交通
編集発売・払戻時間
編集開催日
編集- 発売
- 原則として9時から(前日発売は17時まで)
- 払戻
- 原則として9時から
非開催日
編集- 毎週月曜・火曜の10時から16時まで払戻を行う(平成22年度より)
難波場外発売所
編集2006年から原則水曜日に難波場外発売所として兵庫県競馬組合(園田競馬場・姫路競馬場)の馬券が発売されるようになった。なお祝日やダートグレード競走が行われる場合にはその日に発売されることがあり、また発売なしの週もあった。
2011年1月13日からは兵庫県競馬組合(園田競馬場・姫路競馬場)の場外発売が毎週水曜日、木曜日に拡大する。[1]
また門別競馬場・大井競馬場・川崎競馬場・高知競馬場で開催されるナイター競走の発売が行なわれることもあるが、この場合は前売りのみ(16:40まで)の発売となり、その翌日に臨時払戻を行う(行われない場合もあり、その場合は次の兵庫県競馬発売日に払い戻しを行う。また近所にあるDASH心斎橋に行けばその日のレース確定後から払い戻しが受けられる。)。また園田競馬場のナイター競走は金曜日に行われるので、発売されない。
難波場外発売所としての発売と払戻はウインズ難波の地下1階のみで行なわれる。
2020年12月3日の払戻業務を最後に(最終発売日は同年11月26日)新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から園田・姫路競馬の場外発売・払戻が休止され[2]、以降2年以上の間神戸場外発売所と共に休止状態にあった。2023年1月31日に兵庫県競馬組合は正式に場外発売・払戻を再開しないことを発表し、営業再開を迎えることなく園田・姫路競馬場外としての役割を終えた[3]。
脚注
編集- ^ [1]
- ^ “【地方競馬】神戸・難波場外発売所での発売を休止”. netkeiba.com (2020年11月19日). 2023年2月7日閲覧。
- ^ “ウインズ難波での兵庫県競馬の発売終了”. スポーツ報知. (2023年1月31日)