ウィンネットテクノロジー
ウィンネットテクノロジー株式会社(WIN NET TECHNOLOGY)は、パチスロ機を開発・販売していた企業。本社は神奈川県横浜市中区に当初置かれていたが、2012年に東京都大田区蒲田に移転した[1]。
概要
編集パチスロの基準が5号機に移行してから参入した企業の一つであった。自社では機械の開発と販売に専念し、パチスロ機の製造はラスターに委託していた。
パチスロ機の開発以外にパチンコ店向け支援ソフトのASPサービスなどを手がけていたが、パチスロ機の売れ行き不振から経営に行き詰まり、2014年5月に債権者より東京地方裁判所に破産を申し立てられ、同年6月23日に破産手続開始決定を受けた[2]。ラスター自体もウィンネットテクノロジー破産の影響に連鎖する形で、2014年12月3日に東京地裁から破産手続開始を受けた[3]。
主な機種
編集機種名 | 発売年月 | 備考 |
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大山鳴動 漢みちスロ! | 2006年9月 | 初参入機、みちのくプロレスとのタイアップ機 |
嗚呼! 我ら日本松柔道部 | 2007年1月 | |
三国争覇伝 | 2007年6月 | |
桜姫 | 2007年7月 | |
ジ アマゾンロード | 2008年3月 | |
MAX448 | 2008年5月 | |
メガラニカ | 2008年8月 | |
タワラカワラ | 2008年9月 | |
ドリームJラッシュ | 2009年9月 | |
スーパーコケコケ | 2010年12月 | |
大逆転 | 2011年6月 | |
デートライン銀河III | 2011年9月 |
その他
編集社内に柔道部を持ち、同部所属のナウル・ジョサテキがフィジー代表としてロンドンオリンピック(男子柔道・81キロ級)に出場[4]、また開会式ではフィジーの旗手も務めた[5]。
脚注
編集- ^ 会社概要 - ウインネットテクノロジー(インターネットアーカイブからのキャッシュページ)
- ^ WIN NET TECHNOLOGY株式会社 破産手続き開始決定受ける - 帝国データバンク・2014年7月2日
- ^ TSR速報 (株)ラスター東京商工リサーチ 2014年12月11日
- ^ ウィンネット柔道部選手がロンドン五輪へ(@グリーンべると、2012年5月28日)
- ^ 日本育ちの柔道家、母国の大役に=フィジーのナウル(時事通信、2012年7月27日)
外部リンク
編集- ウィンネットテクノロジー(インターネットアーカイブからのキャッシュページ)