ウィロー (猫)
ジョー・バイデン一家の飼い猫
ウィロー(Willow)は短毛種のトラネコで、アメリカ合衆国大統領ジョー・バイデンとそのファーストレディであるジル・バイデンの飼い猫である。ウィローは「猫をファーストファミリーに加える」という2020年大統領選の公約によりバイデン家の一員になった[3]。ヤナギを意味するウィローという名前は、ウィローとジル夫人の故郷であるペンシルベニア州ウィローグローブにちなんで名付けられた[2][4][1]。
2022年のウィロー | |
品種 | 短毛種のトラネコ |
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性別 | メス[1] |
生誕 | 2019年か2020年 (2、3歳)[2] |
著名な要素 | アメリカ合衆国大統領のペット |
肩書保持期間 | 2022年1月28日 - 現在 |
飼い主 | ジョー・バイデンの家族 |
外見 | 灰色のトラネコで緑の瞳を持つ[1] |
名の由来 | ペンシルベニア州ウィローグローブ |
ジル夫人がウィローに出会ったのは、2020年の大統領選の最中であった[1]。彼女がペンシルベニア州の農場で選挙演説を行ってたときにウィローは突然壇上に飛び込んできた[5]。ジル夫人とウィローはすぐに仲良くなった[1]。
バイデン家は2020年後半には猫を飼うことを約束していた。
バイデン夫妻はホワイトハウスに引っ越した当初、ジャーマン・シェパードの「チャンプ」と「メイジャー」を飼っていたが、2021年6月にチャンプが死亡し、人の出入りの多い環境に慣れずに何度か職員に噛みつくなどしたメイジャーは、静かな環境で穏やかに暮らせるようにと2021年12月にデラウェア州に住む友人に譲られた[1][6]。バイデン夫妻は2022年にようやくウィローを飼い始めた[2]。
ホワイトハウスに猫が住むのはジョージ・W・ブッシュ大統領が飼っていたインディア以来である[7]。
脚注
編集- ^ a b c d e f 「米ホワイトハウス、猫を迎える 名前は「ウィロウ」」『BBC』2022年1月29日。2022年12月5日閲覧。
- ^ a b c Rogers, Kate (2022年1月28日). “Relax, America: Willow, the White House Cat, Has Arrived”. The New York Times. 2022年1月28日閲覧。
- ^ “Meet Willow, the Bidens' new, very presidential-looking cat”. NPR (2022年1月28日). 2022年1月28日閲覧。
- ^ Judkis, Maura (January 28, 2022). “The Bidens finally have a White House cat. World, meet Willow.” (英語). The Washington Post. ISSN 0190-8286 2022年1月29日閲覧。
- ^ Mason, Jeff (2022年1月28日). “Bidens welcome Willow the cat to the White House” (英語). Reuters 2022年1月28日閲覧。
- ^ “「ウィロー」 ホワイトハウスで暮らす猫”. 産経新聞. (2022年1月30日) 2022年1月30日閲覧。
- ^ Oladipo, Gloria (2022年1月28日). “Willow the White House cat joins Bidens’ pet family” (英語). The Guardian 2022年1月28日閲覧。
- ^ 竹下由佳 (2022年1月29日). “ホワイトハウスに猫が来た!13年ぶりの「ファーストキャット」はこの子【画像集】”. ハフポスト 2022年1月30日閲覧。
関連項目
編集- アメリカ合衆国大統領のペット
- ジョー・バイデン、ジル・バイデン - 飼い主
- ラリー (猫) - イギリス首相官邸ネズミ捕獲長
外部リンク
編集- ウィキメディア・コモンズには、ウィロー (猫)に関するカテゴリがあります。