ウィリアム・ネアーン (第5代ネアーン卿)
第5代ネアーン卿ウィリアム・マレー・ネアーン(英語: William Murray Nairne,5th Lord Nairne、1757年 - 1830年7月9日没[1])は、スコットランド貴族。
生涯
編集第4代ネアーン卿ジョン・ネアーンとブラバゾン・フィーラー(Brabazon Wheeler、生年未詳 - 1801年4月22日没)の息子として生まれた[1]。英国陸軍に勤務して少佐に昇進したという[1]。また、1824年6月17日の議会法によって父祖に対する私権剥奪処分の撤回とネアーン卿位の回復に成功した。[1][2]父と同様にジャコバイト爵位は名乗らなかったという[2]。1830年に死去した[1]。
家族
編集十代の頃からカロライン・オリファント(Caroline Oliphant、1766年8月16日 - 1845年10月27日、ローレンス・オリファントの娘)に求婚しており、彼女の住まうガスク地方に足繁く通ったという[3]。1806年にカロラインと結婚してエディンバラに落ち着いたのち、2年後には一人息子のウィリアム(のちの6代卿)が誕生している[2][4]。
- ウィリアム (1808年 - 1837年12月7日) ― 第6代ネアーン卿
出典
編集- ^ a b c d e “Nairne, Lord (S, 1681)”. Cracroft's Peerage. 2019年11月19日閲覧。
- ^ a b c “The Jacobite peerage, baronetage, knightage and grants of honour”. Ruvigny et Raineval, Melville Henry Massue, marquis de, (1904),p=126. 2019年11月19日閲覧。
- ^ "A modest genius", The Akron Beacon Journal, xxvii (164), p. 10, 18 June 1897
- ^ 『Sir John Gordon Watson』National Galleries Scotland。オリジナルの2019年11月20日時点におけるアーカイブ 。2019年11月20日閲覧。
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