イーゴリ・レヴィチン
イーゴリ・エフゲニエヴィチ・レヴィチン(ロシア語: Игорь Евгеньевич Левитин、ラテン文字表記の例:Igor Evgenievich Levitin、1952年2月21日 - )は、ソビエト連邦の軍人、ロシアの政治家。ロシア連邦大統領補佐官。2004年から2012年までロシア連邦運輸大臣(交通大臣)を務めた。ウクライナ・ソビエト社会主義共和国オデッサ州出身。
イーゴリ・レヴィチン Игорь Евгеньевич Левитин | |
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イーゴリ・レヴィチン(2012年1月26日撮影) | |
生年月日 | 1952年2月21日(72歳) |
出生地 | ウクライナ・ソビエト社会主義共和国オデッサ州 |
出身校 | レニングラード鉄道部隊・軍事郵便士官学校 |
前職 | 軍人、ロシア連邦運輸通信大臣、ロシア連邦大統領顧問 |
現職 | ロシア連邦大統領補佐官 |
内閣 |
第1次ミハイル・フラトコフ内閣 第2次ミハイル・フラトコフ内閣 ヴィクトル・ズプコフ内閣 第2次ウラジーミル・プーチン内閣 |
在任期間 | 2004年3月9日 - 2012年5月21日 |
経歴・人物
編集1970年ソ連軍に入る。1973年レニングラード鉄道部隊・軍事郵便士官学校を卒業し、オデッサ軍管区ドニエストル鉄道勤務となる。1976年から1980年まで南方軍集団に配属される。1983年ソ連兵站・輸送軍事アカデミーを卒業する。専門は通信技術。1983年バイカル・アムール鉄道ウルゲル駅鉄道部隊司令官。企業「ゾロトゴ・ズヴェナ」にも参加している。1985年から1994年までソ連地上軍モスクワ鉄道部隊司令官、軍事通信次長。
1996年「スヴェルスタルトランス」社に入り、1998年から副社長。また、ロシア連邦政府の鉄道輸送機関改革審議会委員も務めた。
2004年3月9日ロシア連邦運輸通信大臣(運輸・コミュニケーション大臣)に任命される。
2010年にモスクワ市長を解任されたユーリ・ルシコフの後任候補として名前が挙がった[1]。 2012年5月12日、ドミートリー・メドヴェージェフ内閣の成立に伴い、運輸相を退任し、大統領顧問に就任。2012年9月2日、大統領補佐官に任命された。
夫人との間に一女がいる。
出典
編集- ^ “メドヴェージェフ大統領 モスクワ市長にソビャニン副首相を指名” (日本語). The Voice of Russia (ロシアの声). (2010年10月17日) 2010年10月19日閲覧。[リンク切れ]
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