イ・チェヨン (バレーボール)
大韓民国のバレーボール選手 (1996-)
イ・チェヨン(ハングル: 이재영、ラテン翻記:Lee Jae-young、漢字表記:李在英、女性、1996年10月15日 - )は、大韓民国のプロバレーボール選手。大韓民国代表[4][5]。同じく代表選手のイ・ダヨンは双子の妹である。Vリーグの興国生命ピンクスパイダーズに所属[6]。イ・チェヨンとして知られるが、ハングルの転写はイ・ジェヨンであるため、転写通りの表記も見られる[7]。
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基本情報 | ||||||||||||
国籍 | 韓国 | |||||||||||
生年月日 | 1996年10月15日(27歳) | |||||||||||
出身地 | 全羅北道全州市 | |||||||||||
ラテン文字 | Lee Jae-young | |||||||||||
身長 | 179cm | |||||||||||
体重 | 63kg | |||||||||||
選手情報 | ||||||||||||
所属 | 興国生命ピンクスパイダーズ | |||||||||||
背番号 | 17 | |||||||||||
ポジション | OH | |||||||||||
利き手 | 右 | |||||||||||
スパイク | 282cm | |||||||||||
ブロック | 263cm | |||||||||||
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来歴
編集全羅北道全州市出身。実父は陸上競技(ハンマー投)韓国元代表の李周烔[8] であり、実母はソウルオリンピック代表セッターの金慶熙[9] というサラブレッド家系[5]。少女期から注目を集め[5]、 2012年からジュニア代表入り、2013年からはシニア代表入りを果たし、アジア競技大会金メダルやAVCカップ銀メダルなどを獲得した。
2014年9月12日に行われたドラフト会議において、1巡目トップで興国生命ピンクスパイダーズに指名されて入団が決定した[5]。なお、2番目の指名は実妹のイ・ダヨンだった。
2015年4月、2014/15Vリーグの新人賞に輝いた[10]。
「韓国の芸能界における校内暴力告発議論」も参照
しかし2021年2月、中学生時代に妹のダヨンとともに暴力事件を起こしていたことが被害者と名乗る人物からの告発で判明した[11]。2021年2月15日、韓国バレーボール協会はイ・チェヨンに対し、代表活動無期限禁止を発表した[11]。
球歴
編集- 四大大会
- 2015 ワールドカップ - (6位)
- 2016 オリンピック - (5位)
- 2017 バレーボール・ワールドグランドチャンピオンズカップ - (6位)
- 2018 バレーボール世界選手権 - (17位)
- その他大会
- 2012 アジアジュニア選手権 - (5位)
- 2014 アジアジュニア選手権 - (銅メダル)
- 2013 アジア選手権 - (銅メダル)
- 2014 ワールドグランプリ - (8位)
- 2014 AVCカップ - (銀メダル)
- 2014 アジア競技大会 - (金メダル)
- 2015 アジア選手権 - (銀メダル)
- 2016 オリンピックのバレーボール競技・女子世界最終予選兼アジア予選 - (4位)
- 2017 バレーボール女子世界選手権アジア・オセアニア最終予選 - (1位)
- 2018 FIVB女子バレーボールネーションズリーグ - (12位)
- 2018 アジア競技大会 - (銅メダル)
所属チーム
編集- 瓊海女子中学校
- 善明女子高等学校
- 興国生命ピンクスパイダーズ(2014年-)
受賞歴
編集- 2014年 - 第17回アジアジュニア選手権ベストアウトサイドヒッター賞[12]
- 2014-2015 Vリーグ 新人賞
- 2014-2015 Vリーグ レギュラーラウンド(第6ラウンド)MVP
- 2015-2016 Vリーグ レギュラーラウンド(第1ラウンド)MVP
- 2015-2016 Vリーグ レギュラーラウンド ベスト7賞
- 2016-2017 Vリーグ レギュラーラウンド(第2ラウンド)MVP
- 2016-2017 Vリーグ レギュラーラウンド ベスト7賞
- 2016-2017 Vリーグ レギュラーラウンド MVP
- 2017-2018 Vリーグ レギュラーラウンド ベスト7賞
- 2018-2019 Vリーグ レギュラーラウンド(第3ラウンド)MVP
- 2018-2019 Vリーグ レギュラーラウンド(第6ラウンド)MVP
- 2018-2019 Vリーグ レギュラーラウンド ベスト7賞
- 2018-2019 Vリーグ レギュラーラウンド MVP
- 2018-2019 Vリーグ チャンピオン決定戦 MVP
- 2019-2020 Vリーグ レギュラーラウンド ベスト7賞
脚注
編集- ^ “韓国の人気双子バレー選手、中学時代いじめをしていた事が分かり事実上の代表追放”. フランス通信社 (2021年2月15日). 2021年2月15日閲覧。
- ^ “女子プロバレーボールの双子選手 校内暴力で韓国代表資格停止”. 韓国放送公社 (2021年2月15日). 2021年2月15日閲覧。
- ^ “W杯で見えた女子バレーの課題とは?海外勢の練習に大山加奈が注目。(3/4)”. Sports Graphic Number (2019年10月9日). 2021年2月15日閲覧。
- ^ FIVB. “PLAYER'S BIOGRAPHY”. 2015年1月14日閲覧。
- ^ a b c d 『月刊バレーボール』 2014年11月号 125ページ
- ^ 興国生命ピンクスパイダーズ公式webサイト. “player”. 2015年1月14日閲覧。
- ^ WOW! KOREA. “韓国女子バレー、“双子姉妹”がシーズン初対決…勝者は?”. 2015年3月26日閲覧。
- ^ 『月刊陸上競技』 講談社刊 1986年11月号 93ページ
- ^ 『月刊バレーボール』 1988年10月号臨時増刊 113ページ
- ^ KOVO. “player”. 2015年5月17日閲覧。
- ^ a b “韓国でいじめ代表剥奪「過去の過ち」日本との違い - バレーボール”. nikkansports.com. 日刊スポーツ (2021年2月16日). 2021年8月27日閲覧。
- ^ AVC. “The 17th Asian Women's U.19 Volleyball Championship”. 2015年1月14日閲覧。