インフィニティ・EX
概要
編集インフィニティ・EX J50型 | |
---|---|
前期 フロント | |
前期 リア | |
概要 | |
別名 | 日産・スカイラインクロスオーバー |
販売期間 | 2007-2014年 |
ボディ | |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ | 5ドアクロスオーバーSUV |
駆動方式 | FR/4WD |
プラットフォーム | FR-Lプラットフォーム |
パワートレイン | |
エンジン |
3.5L V6 VQ35HR型 3.7L V6 VQ37VHR型 2.5L V6 VQ25HR型 3.0L V6 V9X型 ディーゼル |
最高出力 |
VQ35HR型 221kW (301PS) /6,800rpm VQ37VHR型 239kW (324PS) /7,000rpm VQ25HR型 173kW (235PS) /6,400rpm V9X型 175kW (238PS) |
最大トルク |
VQ35HR型 343N·m (35.0kgf·m) /4,800rpm VQ37VHR型 360N·m (36.7kgf·m) /5,200rpm VQ25HR型 253N·m (25.8kgf·m) /4,800rpm V9X型 550N·m (56.1kgf·m) /1,750-2,500rpm |
変速機 | 5速AT/7速AT |
前 |
前: ダブルウィッシュボーン 後: マルチリンク |
後 |
前: ダブルウィッシュボーン 後: マルチリンク |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,800mm |
全長 | 4,630mm |
全幅 | 1,805mm |
全高 | 1,570mm |
車両重量 | 1,704-1,876kg |
系譜 | |
後継 | インフィニティ・QX50 |
プラットフォームにFXやスカイラインと共通のFMプラットフォームを採用するクロスオーバーSUV。GシリーズのクロスオーバーSUV版とも言える車ではあるが、ホイールベースがGシリーズと比べて50mm短縮されているため、よりコンパクトな設計を行い、インフィニティチャンネルとしてはエントリーモデルの役割も果たしている。生産は日産自動車栃木工場が担当する。
北米、欧州、韓国、中国で販売されており、インフィニティブランドを展開していない日本国内においては、2009年7月より「スカイラインクロスオーバー」の名で導入されていた。2014年モデルより「QX50」に改名された。
メカニズム
編集プラットフォームは、Gシリーズ(V36型スカイライン)と同じFR-Lプラットフォームを採用している。
エンジンは欧州仕様車を除いてV6 3.5L VQ35HR型エンジンが搭載され、トランスミッションは当初5速ATのみの設定となったが、欧州仕様車と日本仕様のスカイラインクロスオーバーについてはV6 3.7L VQ37VHR型と7速ATの組み合わせのみが設定され、北米仕様車も2011年モデルからエンジンはVQ35HR型のまま7速ATが採用された。また、駆動方式はFRと4WDがあり、後者はATTESA E-TSを採用している。また、中国仕様車には2.5L VQ25HR型エンジンを搭載し、7速ATが組み合わせられる「EX25」が設定されているほか、欧州仕様車には「EX37」のほか、2010年夏よりV6 3L ディーゼルエンジンのV9X型を搭載する「EX30d」も設定される[1]。
車間制御技術としてインテリジェントクルーズコントロール及びブレーキアシストが採用され、車線逸脱防止技術としてレーンディパーチャーウォーニングが採用されている。またアラウンドビューモニターもオプション設定されている。
年表
編集販売
編集日本
編集当初は日本国内では正規販売はされておらず、専業店などから並行輸入車として販売されていたが、2009年7月から2016年6月までスカイラインクロスオーバーとして日産ブランドで発売された。なお、エンジンは欧州仕様車と同一のVQ37VHR型を搭載する。
欧州
編集2008年3月に開催されたジュネーブモーターショーにて、2008年秋からヨーロッパで展開するインフィニティブランドの 発表を行った際、EXシリーズがEX37として発表された。その名が示すとおり、Gクーペに搭載されているVQ37HR型エンジンを搭載し、さらに新開発のジヤトコ製7速スポーツモード付オートマチックが組み合わされることになった。
脚注
編集- ^ Infiniti Goes Diesel … Quietly Infiniti Europe
関連項目
編集- インフィニティ・G(≒プリメーラ、スカイライン)
- 日産・スカイラインクロスオーバー - 本車種の日本仕様車
- インフィニティ・QX50