イントロデュース・ユアセルフ
フェイス・ノー・モアのアルバム
『イントロデュース・ユアセルフ』(Introduce Yourself)は、アメリカ合衆国のオルタナティヴ・メタル・バンド、フェイス・ノー・モアが1987年に発表した2作目のスタジオ・アルバム。バンドのメジャー・デビュー作に当たる[3]。
『イントロデュース・ユアセルフ』 | ||||
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フェイス・ノー・モア の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | サウサリート スタジオD、ロサンゼルス コントロール・センター[1][2] | |||
ジャンル | オルタナティヴ・メタル、ファンク・メタル | |||
時間 | ||||
レーベル | スラッシュ・レコード | |||
プロデュース | スティーヴ・バーリン、マット・ウォレス、フェイス・ノー・モア | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
フェイス・ノー・モア アルバム 年表 | ||||
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解説
編集バンドはロス・ロボスのメンバーであるスティーヴ・バーリンの推薦によりスラッシュ・レコードとの契約を得た[4]。バーリンは本作の共同プロデューサーも務め、2012年のインタビューではレコーディング当時の様子に関して「彼らは恐ろしいほど入念にリハーサルをしていた。どの曲も完成されていて、アレンジを加える必要は殆どなかった」と語っている[4]。「We Care a Lot」は、バンドのデビュー作『ウィー・ケア・ア・ロット』(1985年)で発表された曲の再録音である[5]。
Greg Pratoはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「バンドの構成要素はすべて盛り込まれているが、前作と同様、超絶ボーカリストであるマイク・パットンの存在を欠いている」としながらも「首尾一貫した面白いアルバムで、モズレーの調子外れなボーカルも、おおむね徐々に癖になる魅力がある」と評している[3]。また、Stephen Thomas Erlewineは「前作よりもまとまりが良く印象的な作品で、ここで初めて、ラップとメタルの要素が互いに喧嘩することなく共存した」と評している[6]。
収録曲
編集全曲ともフェイス・ノー・モア作曲。作詞は「イントロデュース・ユアセルフ」と「ウィ・ケア・ア・ロット」がチャック・モズレーとロディ・ボッタムの共作、その他の曲はモズレーによる[1]。
- ファスター・ディスコ - "Faster Disco" - 4:16
- アンの歌 - "Anne's Song" - 4:46
- イントロデュース・ユアセルフ - "Introduce Yourself" - 1:32
- チャイニーズ・アリスメティック - "Chinese Arithmetic" - 4:37
- デス・マーチ - "Death March" - 3:00
- ウィ・ケア・ア・ロット - "We Care a Lot" - 4:02
- ロックン・ロール - "R n' R" - 3:12
- ザ・クラブ・ソング - "The Crab Song" - 5:53
- ブラッド - "Blood" - 3:41
- スピリット - "Spirit" - 2:53
参加ミュージシャン
編集脚注
編集- ^ a b CD英文ブックレット内クレジット
- ^ Faith No More - Introduce Yourself (Vinyl, US, 1987) | Discogs
- ^ a b Prato, Greg. “Introduce Yourself - Faith No More”. AllMusic. 2018年11月14日閲覧。
- ^ a b Ward, Marshall (2012年7月17日). “¡Viva Los Lobos! (Interview with Steve Berlin)”. Rock Cellar Magazine. 2018年11月14日閲覧。
- ^ Huey, Steve. “We Care a Lot - Faith No More - Song Info”. AllMusic. 2018年11月14日閲覧。
- ^ Erlewine, Stephen Thomas. “Faith No More - Biography & History”. AllMusic. 2018年11月14日閲覧。
外部リンク
編集- イントロデュース・ユアセルフ - Discogs (発売一覧)