インターナショナル・スタイル

近代建築において、個人や地域などの特殊性をこえて、世界共通の様式へと向かおうとするもの

インターナショナル・スタイルInternational Style, 国際様式、インターナショナル様式)とは、国際的な展開をしていた近代建築において、個人や地域などの特殊性をこえて、世界共通の様式へと向かおうとするもの。代表例としては、ミース・ファン・デル・ローエの一連の作品が挙げられる。

インターナショナルスタイルの代表作の一つ、ミース・ファン・デル・ローエフィリップ・ジョンソン共同設計によるシーグラム・ビルディング

鉄とガラスとコンクリートを合理的に駆使するデザインが、ミース・ファン・デル・ローエ、ル・コルビュエにより提唱された[1]

最初にヴァルター・グロピウスが指摘(バウハウス叢書第1巻・『国際建築』・1925年)した。

のちにニューヨーク近代美術館での展覧会において、フィリップ・ジョンソン、H・R・ヒッチコックが定着させた(『インターナショナル・スタイル:1922年以降の建築』)。

脚注

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  1. ^ 戸谷英世・竹山清明『建築物・様式ビジュアルハンドブック』株式会社エクスナレッジ、2009年、146頁。 

関連項目

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