イリア・ゴーロソフ
ロシアの建築家
経歴
編集モスクワ絵画彫刻建築専門学校と、芸術アカデミー出身。国立自由芸術工房とヴフテマス・モスクワ建築大学で教鞭をとるかたわら、イワン・ジョルトーフスキーの指導のもとで、新モスクワ復興計画にも関わる。
1920年代初頭から、建築的フォルムの構造理論の開発を始める。1920年から4年間、象徴的ロマン主義の潮流のリーダーを務める。現代建築家協会にも会員として、また構成主義建築の中心的存在であった。
代表作として、ズーエフ労働者クラブ、内務人民委員部局官舎、州議会議事堂、高等労務組合学校、ニージュニー・ノヴゴロド自動車工場社宅、などがある。
参考文献
編集- ロシア建築三つの旅 [ユーラシア・ブックレット] (No.61) 浜野アーラ著 浜野道博訳 東洋書店 2004.6
- ロシアの木造建築-民家・付属小屋・橋・風車 A・B・オポローヴニコフ 井上書院 1986
- 壊れかた指南/筒井康隆 文藝春秋 2006