イヤペル地震
イヤペル地震(スペイン語: Terremoto de Illapel de 2015)は、2015年9月16日午後7時54分(日本時間17日午前7時54分)、チリ中部イヤペル[1][4](イジャペル[3])西の沖合で発生したマグニチュード(M)8.3の地震である[1][5][4]。
イヤペル地震(2015年) | |
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アメリカ地質調査所による震源付近の地図 | |
本震 | |
発生日 | 2015年9月16日 |
発生時刻 | 19時54分 (UTC-3) |
震央 | チリ中部コキンボ州チョアパ県イヤペルの西55kmの沖合[1] (南緯31度34分12秒 西経71度39分14秒 / 南緯31.570度 西経71.654度) |
震源の深さ | 25.0 km |
規模 | Mw8.3 |
津波 |
コキンボで4.8m バルパライソで1.8m[2] |
被害 | |
死傷者数 | 死者12人[3] |
被害総額 | 家屋損壊528棟[3] |
被害地域 | チリ |
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プロジェクト:地球科学 プロジェクト:災害 |
震源地付近では、本震の後2時間弱の間に、M4.9以上の余震が少なくとも12回発生した[4]。
同国史上6番目の強さを記録し、太平洋沿岸地域には津波警報が出され100万人が避難した[3]。コキンボ州に非常事態宣言が発令された[3]。
津波は太平洋沿岸各地に到達し、チリのコキンボで4.8m、フランス領ポリネシアのヌク・ヒバ島で1.4m、アメリカ合衆国のハワイ州ヒロで0.9m、日本の岩手県久慈港で0.8mを観測した[6][7]。
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津波被害に遭ったコキンボ(1)、9月17日
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津波被害に遭ったコキンボ(2)、9月17日
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被災者を訪ねる大統領ミシェル・バチェレ、9月17日
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米国津波警報センターによる津波到達予想図
脚注
編集- ^ a b c “日本に津波の恐れ、釧路市であす早朝に-チリ沖でM8.3の巨大地震”. ブルームバーグ. (2015年9月17日) 2015年9月17日閲覧。
- ^ “チリ沖巨大地震で8人死亡 広範囲に津波も”. NHK. (2015年9月17日) 2015年9月17日閲覧。
- ^ a b c d e “チリ地震「悪夢」から一夜、死者12人 津波で沿岸に大きな被害”. AFP. (2015年9月18日) 2015年9月19日閲覧。
- ^ a b c “チリ地震で4.5メートルの津波観測、5人死亡”. CNN. (2015年9月17日) 2015年9月17日閲覧。
- ^ “チリでM8.3の地震、2人死亡 日本に津波の可能性”. AFP. (2015年9月17日) 2015年9月17日閲覧。
- ^ 平成27年9月17日07時54分頃にチリ中部沖で発生した地震について(第4報) 気象庁、2015年9月18日
- ^ 平成27年9月17日07時54分頃にチリ中部沖で発生した地震について(第6報) 気象庁、2015年9月18日
関連項目
編集外部リンク
編集- 南米西部の地震 平成27年9月18日0時35分 気象庁発表
- 2015年9月16日チリの地震により発生した津波 東京大学地震研究所
- 2015年 チリ沖地震による津波 - NHK災害アーカイブス