イポリット・ピクシー

手回し発電機の発明者

イポリット・ピクシー: Hippolyte Pixii1808年8月10日[1]1835年4月20日[2])は、フランスの技術者。パリ出身。

イポリット・ピクシー

発明

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ピクシーが製造した交流発電機。ハンドルを回転すると磁石が回転してコイルに電圧が生じる。

ファラデーの電磁誘導の法則を用いて、1832年に交流発電機の原型となる手回し発電機(ダイナモ)を発明した。

ピクシーのダイナモは交流を生じたため、アンドレ=マリ・アンペールらの提案により交流を直流に変換する整流子を発明した。

ピクシーの発電機は実用的なものとしては最初だったが、電流が弱く、実用的な電流を起こせる発電機の発明は1880年代を待たなければならなかった[3]

出典

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  1. ^ "Décès". État civil reconstitué (フランス語). p. 10. Paris Archivesより2024年10月15日閲覧
  2. ^ "Naissances". État civil reconstitué (フランス語). p. 23. Paris Archivesより2024年10月15日閲覧
  3. ^ "電気の発見". 千葉県立現代産業科学館. 2024年10月14日閲覧

関連項目

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