劇団イヌカレー

日本のアニメーション作家ユニット
イヌカレーから転送)

劇団イヌカレー(げきだんイヌカレー)は、日本の2人組アニメーション作家ユニット2白犬(にしろいぬ[1])と泥犬(どろいぬ[1])の2名によって構成される。

概要

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作品を公表(主として放映)するにあたっては「公演」という表現を用いる[要出典]作品制作にはコラージュ手法を多用し、同時代の日本製商業アニメーションの中にあって極めて個性的な世界観を創出する。可愛いデザインやキャラクターをベースに、幻想的で、不気味さ(グロテスク等)を具えた絵柄および映像表現を持ち味としている。[独自研究?]

2007年、楽曲『ユニバース』のオリジナルアニメーションショートフィルムでユニットデビュー[1]

2008年発売のOAD獄・さよなら絶望先生』のオープニングアニメーションを製作し、以後は主としてアニメーション制作会社「シャフト」が手掛けるアニメーション製作に関わっている。

作品

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テレビアニメ

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2007年
  • 天元突破グレンラガン(2白犬:動物設定協力〈第3話〉、劇団イヌカレー:ニア回想パート・サブタイトル〈第11話〉)
2009年
2011年
2012年
  • 偽物語(カレンダー・デザイン)
2013年
2014年
  • ニセコイ(泥犬:エンディングアニメーション・ディレクター)
2018年
2020年
2021年
  • マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd SEASON -覚醒前夜-(泥犬:総監督、シリーズ構成、脚本、異空間設計) - シリーズ構成は高山カツヒコと共同
2023年

劇場版アニメ

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  • 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編] 始まりの物語・[後編] 永遠の物語 (2012年、異空間設計、原画)
  • 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語(2013年、劇団イヌカレー:異空間設計、泥犬:コンセプチュアル・アートデザイン)
  • 打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか? (2017年、泥犬:デザイン協力)
  • 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉(時期未定、泥犬:異空間設計[2]

漫画

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  • ポメロメコ - 『ネムキ』、『Nemuki+』(朝日新聞出版)にて連載。

ゲーム

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展覧会

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  • BWHOOM TOKYO (PARCO GALLERY X、2014年、グループ展)
  • 月曜美術倶楽部展(MSPC PRODUCT sort KYOTO STORE、2014年、泥犬:アート展)
  • 床下展(2016年、泥犬:個展)
  • 床下倉庫(2016年、泥犬:個展)
  • 劇団イヌカレー ポメロメコ原画展 ハトとネコ。(2017年、原画展)

その他

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脚注

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  1. ^ a b c ユニバース”. Production I.G. 2020年9月5日閲覧。
  2. ^ 新作映画『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 〈ワルプルギスの廻天〉』制作決定!!”. PR TIMES. 株式会社アニプレックス (2021年4月25日). 2021年5月15日閲覧。
  3. ^ 期間限定イベント「アラカルトバレンタイン〜みんなの気持ちの届け方〜」『鹿目まどか編』『暁美ほむら編』シナリオ、『都ひなの編』脚色。
  4. ^ @gekidaninucurry (2024年1月11日). "PV内、2番目のアニメーションパートに参加させていただきました。". X(旧Twitter)より2024年4月18日閲覧

外部リンク

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