イエスタ・エスピン=アンデルセン

イエスタ・エスピン=アンデルセンデンマーク語Gøsta Esping-Andersen、1947年 - )は、デンマーク出身でスペイン在住の社会学者政治学者である。専門は福祉国家論

来歴

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コペンハーゲン大学卒業後、ウィスコンシン大学マディソン校で博士号を取得した。ウェズリアン大学社会学部講師、ハーバード大学社会学部助教授・准教授、欧州大学院准教授・教授、トリノ大学教授を経て、現在、プンペウ・ファブラ大学社会学部教授。

福祉レジーム論

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福祉国家/福祉レジームの類型として、自由主義(アングロ・サクソン)レジーム、社会民主主義(スカンディナヴィア)レジーム、保守主義(大陸ヨーロッパ)レジームを提示したことで知られる。

著書

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単著

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  • Politics against Markets: the Social Democratic Road to Power, (Princeton University Press, 1985).
  • The Three Worlds of Welfare Capitalism, (Polity Press, 1990).
岡沢憲芙宮本太郎監訳『福祉資本主義の三つの世界――比較福祉国家の理論と動態』(ミネルヴァ書房, 2001年)
  • Social Foundations of Postindustrial Economies, (Oxford University Press, 1999).
渡辺雅男渡辺景子訳『ポスト工業経済の社会的基礎――市場・福祉国家・家族の政治経済学』(桜井書店, 2000年)
  • The incomplete revolution: adapting to women's new roles, Polity, 2009.
『平等と効率の福祉革命――新しい女性の役割』、大沢真理監訳、岩波書店、2011年。

共著

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  • Why We Need a New Welfare State, with Duncan Gallie, A. C. Hemerijck, and John Myles, (Oxford University Press, 2002).

編著

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  • Changing Classes: Stratification and Mobility in Post-industrial Societies, (Sage, 1993).
  • Welfare States in Transition: National Adaptations in Global Economies, (Sage, 1996).
埋橋孝文監訳『転換期の福祉国家――グローバル経済下の適応戦略』(早稲田大学出版部, 2003年)

共編著

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  • Stagnation and Renewal in Social Policy: the Rise and Fall of Policy Regimes, co-edited with Martin Rein and Lee Rainwater, (M.E. Sharpe, 1987).
  • Why Deregulate Labour Markets?, co-edited with Marino Regini, (Oxford University Press, 2000.
伍賀一道北明美白井邦彦澤田幹川口章訳『労働市場の規制緩和を検証する――欧州8カ国の現状と課題』(青木書店, 2004年)

論文集(日本語版)

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  • (渡辺雅男・渡辺景子訳)『福祉国家の可能性――改革の戦略と理論的基礎』(桜井書店, 2001年)

外部リンク

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