アーダ・ヘーゲルベルグ
ノルウェーのサッカー選手
アーダ・マルティーネ・ストルスモ・ヘーゲルベルグ(ノルウェー語: Ada Martine Stolsmo Hegerberg, 1995年7月10日 - )は、ノルウェー・モルデ出身の女子サッカー選手。ディヴィジオン・アン・フェミナン・オリンピック・リヨン所属。ノルウェー女子代表。ポジションはFW(ストライカー)。2018年に初代女子バロンドールを受賞した[1]。姉に同じく女子サッカー選手のアンドリーネ・ヘーゲルベルグがいる。
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2017年8月のアーダ・ヘーゲルベルグ | ||||||
名前 | ||||||
本名 | Ada Martine Stolsmo Hegerberg | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | ノルウェー | |||||
生年月日 | 1995年7月10日(29歳) | |||||
出身地 | モルデ | |||||
身長 | 177cm | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | オリンピック・リヨン | |||||
ポジション | FW(ストライカー) | |||||
背番号 | 14 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2010–2011 | コルボットン | 31 | (15) | |||
2012–2013 | スターベク | 18 | (24) | |||
2013–2014 | トゥルビネ・ポツダム | 25 | (11) | |||
2014– | オリンピック・リヨン | 118 | (114) | |||
代表歴2 | ||||||
2011- | ノルウェー | 66 | (38) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2020年6月8日現在。 2. 2019年8月6日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
クラブ経歴
編集オリンピック・リヨン所属時の2020年1月に前十字靭帯損傷を負い[2]、2020年9月に左脛骨の疲労骨折を負った[3]。2021年10月5日のUEFA女子チャンピオンズリーググループステージ・BKヘッケン戦で1年8か月ぶりに復帰した[2][3]。
代表経歴
編集2017年からノルウェーサッカー協会が男子チームと女子チームを平等に扱っていないとしてノルウェー女子代表の召集を拒否している[4]。また、2019 FIFA女子ワールドカップでの召集も拒否した[5][6]。ワールドカップでの召集拒否に対してはノルウェー男子代表のマルティン・ウーデゴールが批判している[5][6]。
その後2022年の2023 FIFA女子ワールドカップ・ヨーロッパ予選で約5年ぶりに代表に復帰。復帰戦となったコソボ戦でハットトリックを達成するなどチームのワールドカップ出場に貢献し、そのままワールドカップ本選のメンバーにも選ばれている。
タイトル
編集クラブ
編集スターベク
- ノルウェー女子カップ:2012
リヨン
- ディヴィジオン・アン・フェミナン:2014-15、2015-16、2016-17、2017-18、2018-19、2019-20
- クープ・ドゥ・フランス:2014-15、2015-16、2016-17、2018-19、2019-20
- UEFA女子チャンピオンズリーグ:2015-16、2016-17、2017-18、2018-19、2019-20
- トロフェ・デ・シャンピオン:2019[7]
代表
編集- UEFA欧州女子選手権2013:準優勝
個人
編集- 女子バロンドール:2018年[3]
- BBC女子サッカー年間最優秀選手賞:2017[8]、2019[4]
記録
編集- UEFA女子チャンピオンズリーグ最多得点者:53
- UEFA女子チャンピオンズリーグシーズン最多得点者:15
- UEFA女子チャンピオンズリーグクラブ最多得点者:49(オリンピック・リヨン)
脚注
編集- ^ “ヘーゲルベルグが初代女子バロンドールを受賞”. AFP. (2018年12月4日) 2021年10月22日閲覧。
- ^ a b “I lived my return in my head - Hegerberg” (英語). BBCスポーツ 2021年10月22日閲覧。
- ^ a b c UEFA.com (2021年10月5日). “Ada Hegerberg returns for Lyon: a salute to the history-maker” (英語). UEFA.com. 2021年10月22日閲覧。
- ^ a b “Hegerberg named BBC Footballer of Year” (英語). BBC Sport 2021年10月22日閲覧。
- ^ a b “ウーデゴール、男女不平等を訴え女子W杯辞退したヘーゲルベルクを非難「今すべきことじゃない」 | Goal.com”. www.goal.com. 2021年10月22日閲覧。
- ^ a b Nast, Condé (2019年7月13日). “ピッチ外も注目! 女子ワールドカップ──主張する女子選手たちとは?”. GQ JAPAN. 2021年10月22日閲覧。
- ^ “Et à la fin, c'est Lyon qui gagne”. www.fff.fr. 2021年10月22日閲覧。
- ^ “Hegerberg is BBC Women's Footballer of Year” (英語). BBCスポーツ 2021年10月22日閲覧。