アークエンジェル (航空機)

アークエンジェル

Strike Platform仕様機

Strike Platform仕様機

IOMAX アークエンジェル英語: IOMAX Archangel)は、アメリカ合衆国IOMAX USAが開発した偵察機COIN機

設計

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スラッシュ・エアクラフト製の農業機Thrush S-2R-660をベースに開発されている[1]

偵察型の『ISR Platform』とCOIN機型『Strike Platform』の2種類が用意されている。基本システムは共通でグラスコックピットが採用されるなど近代的なアビオニクスが採用されている。

ISR Platformは原型機の機体下部に偵察ポッド(Wescam製のMX-15 EO/IR)を搭載している。

Strike Platformは主翼にハードポイントを6か所、機体下部に偵察ポッド(Wescam製のMX-15 EO/IR)を搭載している。武装はヘルファイア空対地ミサイルRoketsan Cirit 70㎜レーザー誘導ロケットGBU-12/GBU-58誘導爆弾などを搭載可能。

主翼は短時間で取り外すことができ、C-17での輸送を可能としている。

民間向けの農業機をベースにしているため、本体価格が800万ドルであり、ライバルのスーパーツカノ(1,200~1,300万ドル)と比較して低コストでの導入が可能。

競合機としてはエンブラエル EMB-314の他、 LASA EngineeringがAyres ThrushのModel 510Gをベースに開発した『T-Bird』などがある。

性能諸元

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ISR Platform仕様

出典: IOMAX USA. “Archangel Specifications” (英語). 2017年7月17日閲覧。

諸元

性能

  • 巡航速度: 333 km/h (180 ktas)
  • フェリー飛行時航続距離: 10.4 時間
  • 実用上昇限度: 7,620 m (25,000 ft)

武装

  使用されている単位の解説はウィキプロジェクト 航空/物理単位をご覧ください。

脚注

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出典

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関連項目

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外部リンク

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