アン・ハラダ
アン・ハラダ(Ann Harada, 1964年2月3日 - )は、アメリカ合衆国の女優、ブロードウェイ女優である。
アン・ハラダ Ann Harada | |
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生年月日 | 1964年2月3日(60歳) |
出生地 | ハワイ州ホノルル |
国籍 | アメリカ合衆国 |
民族 | 日系アメリカ人 |
ジャンル |
女優 舞台女優 |
活動期間 | 1987年 - 現在 |
来歴
編集1964年、ハワイ州ホノルルに生まれる。同州で育ち、高校卒業後はロードアイランド州にあるブラウン大学へ進学[1]。大学卒業後はニューヨークへ渡り、舞台の仕事に就く[1]。その後、パフォーマーやコーラスの一員としてとしていくつかの舞台やステージに立った後、ブロードウェイ舞台版の『M.バタフライ』へ出演した[1]。それ以来は舞台女優として本格的なキャリアをスタートさせ、ニューヨークを拠点とするオフ・ブロードウェイ劇場のヴィニヤード・シアターのメンバーとして所属。特にハラダの出演作として知られている舞台は2003年に同劇場で初演されたパペット・ミュージカル『アベニューQ』へのオリジナルキャストとしての出演で、同作品ではニューヨークの朝鮮料理店でアルバイトをする日本人クリスマス・イヴを演じている。作品自体は高い評価を得ると共に、観客からも好意的に受け入れられ、オン・ブロードウェイへ進出した。
舞台では、その後もブロードウェイの舞台女優として活躍しており、『レ・ミゼラブル』などのミュージカル舞台へも数多く出演している。また、2011年に発生した東日本大震災で被害を受けた日本のために、2011年4月11日に開催されたチャリティ・コンサート『Geisha Gig』へも出演した[2]。1997年には『Hudson River Blues』で映画デビューも果たしており、『セックス・アンド・ザ・シティ』などのテレビドラマへも出演。2007年には、ウェス・アンダーソンが監督したAT&Tのアメリカ国内向けのコマーシャルへも出演している。
出演作品
編集映画
編集- Hudson River Blues (1997)
- ハピネス Happiness (1998)
- Feel (2006)
- 最低で最高のサリー The Art of Getting By (2011)
- 31年目の夫婦げんか Hope Springs (2012)
- アドミッション -親たちの入学試験- Admission (2013)
テレビドラマ
編集- Mathnet (1992)
- New York News (1995)
- Lifestories: Families in Crisis (1996)
- セックス・アンド・ザ・シティ Sex and the City (1998)
- カシミアマフィア Cashmere Mafia (2008)
- The Battery's Down (2008)
- リップスティック ジャングル Lipstick Jungle (2009)
- The Electric Company (2010)
- Submissions Only (2011)
- キャシーのbig C いま私にできること The Big C (2011)
- レスキュー・ミー Rescue Me (2011)
- 30 ROCK/サーティー・ロック 30 Rock (2012)
- SMASH Smash (2012 - 2013)
- It Could Be Worse (2013)
舞台
編集脚注
編集- ^ a b c “Ann Harada Biography”. 2015年2月19日閲覧。
- ^ “Geisha Gig, Benefit for Japan with Sierra Boggess, Lauren Kennedy, Ann Harada, Offered April 10”. 2015年2月19日閲覧。