アントニオ・ジャコッベ
アントニオ・ジャコッベ(Antonio Giacobbe, 1947年2月12日 - )は、イタリアのバレーボール指導者。チェーチナ出身。
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基本情報 | ||||
国籍 | イタリア | |||
生年月日 | 1947年2月12日(77歳) | |||
出身地 | チェーチナ | |||
ラテン文字 | Antonio Giacobbe | |||
選手情報 | ||||
所属 | バレーボールチュニジア男子代表 | |||
役職 | 監督 |
来歴
編集1980年代にイタリア女子代表監督として130試合を指揮した経歴を持つ[1]。セリエAの女子クラブ・バーリの監督を務めたのち、1992年からセリエA2の男子クラブ・リヴォルノの監督を5シーズン務めた[2]。
1999年にアフリカのチュニジア代表監督に就任し、2002年世界選手権に出場。同年レバノンで開催されたアラブ選手権と2003年アフリカ選手権で優勝、2003年ワールドカップでは開催国の日本を破るなどチームに成長をもたらし、アフリカ予選を経て2004年アテネオリンピック出場へと導いた[3]。2006年世界選手権ではロシア、セルビア・モンテネグロら強豪と同組の1次ラウンドで2勝を挙げ、初の2次ラウンド進出[4]。チュニジアのレベルを引き上げ大きな収穫をもたらしたことで、アフリカで最も成功した外国人指導者の1人であると評価された[3][5]。
2009年、エジプト代表監督に就任すると、同年9月に行われた2010年ワールドリーグ予選で日本から2年ぶりの出場権奪回に成功[5]。2009年アフリカ選手権で優勝し、2009年ワールドグランドチャンピオンズカップ出場へ導いた。
指導歴
編集- バレーボールイタリア女子代表(1980-1985年)
- バレーボールチュニジア男子代表(1999-2007年)
- バレーボールエジプト男子代表(2009-2014年)
- バレーボールモロッコ男子代表(2015-2016年)
- バレーボールチュニジア男子代表(2017年-)
脚注
編集- ^ “Nazionali - Tecnici azzurri”. FIPVA. 2010年9月19日閲覧。
- ^ セリエAの監督プロフィールから参照. 2010年9月19日閲覧
- ^ a b “2004 Olympic Games - Coach Profile”. FIVB. 2010年9月19日閲覧。
- ^ “Giacobbe astonished by level of opponents”. FIVB (2006年11月25日). 2010年9月19日閲覧。
- ^ a b “World League 2010 - Coach profile”. FIVB. 2010年9月19日閲覧。