アレクサンドル・アルブーゾフ
アレクサンドル・アルブーゾフ(Aleksandr Arbuzov)は、ロシア帝国、ソビエト連邦の化学者である。ミカエリス・アルブーゾフ反応の発見で知られる。
アレクサンドル・アルブーゾフ Александр Ерминингельдович Арбузов | |
---|---|
生誕 |
1877年10月12日 ロシア帝国カザン県ビリャルスク |
死没 |
1968年1月22日 (90歳没) ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国タタール自治ソビエト社会主義共和国カザン |
研究機関 | カザン大学 |
出身校 | カザン大学 |
博士課程 指導教員 | アレクサンデル・ザイツェフ |
主な業績 | ミカエリス・アルブーゾフ反応 |
プロジェクト:人物伝 |
ビリャルスクで生まれ、カザン大学のアレクサンデル・ザイツェフの下で教育を受けた[1]。1900年に卒業して、1911年に同大学の教授となり、第二次世界大戦後には、ソビエト連邦有機化学研究所の責任者となった。
1943年にスターリン国家賞を授与された。
科学的な研究に加え、A Brief Sktech of the Development of Organic Chemistry in Russian (1948)という著書も著している。
関連文献
編集- “Aleksandr Erminingeldovich Arbuzov”. Zeitschrift Russian Chemical Bulletin 11 (10): 1625. (1962). doi:10.1007/BF00920247.
- A M Sladkov (1967). “Aleksandr Erminingeldovich Arbuzov”. Russ. Chem. Rev. 36 (9): 639. Bibcode: 1967RuCRv..36..639S. doi:10.1070/RC1967v036n09ABEH001678.
出典
編集- ^ Lewis, D.E. (1994). “The University of Kazan: Provincial Cradle of Russian Organic Chemistry. Part II: Aleksandr Zaitsev and His Students”. The Journal of Chemical Education 71: 91–95. Bibcode: 1994JChEd..71...91O. doi:10.1021/ed071pA91.