アレグザンダー・ヒューム (第3代ヒューム卿)

第3代ヒューム卿アレグザンダー・ヒューム英語: Alexander Home, 3rd Lord Home、? - 1516年10月8日)は、スコットランドの貴族。

経歴

編集

第2代ヒューム卿アレクサンダー・ヒューム英語版の息子[1]

1513年に幼いジェイムズ5世がスコットランド王に即位し、その母マーガレット・テューダーが摂政に就任すると、初代アラン伯爵ジェイムズ・ハミルトンとともにその補佐役となった。

彼は親イングランド派で、対するアラン伯は親仏派だった。1515年にマーガレットが摂政位を追われて、代わって親仏派のオールバニ公ジョン・ステュワート英語版が摂政に就任すると彼の立場は危うくなり、ついにはイングランドと通じたとされて大逆罪で処刑された[2]

ヒューム卿の爵位も接収されたが、1522年には彼の弟であるジョージ・ヒューム英語版が第4代ヒューム卿を継承することを認められた[3]

出典

編集
  1. ^ Lundy, Darryl. “Alexander Home, 3rd Lord Home” (英語). thepeerage.com. 2015年8月4日閲覧。
  2. ^ 森護 1994, p. 326.
  3. ^ Lundy, Darryl. “George Home, 4th Lord Home” (英語). thepeerage.com. 2015年8月4日閲覧。

参考文献

編集
スコットランドの爵位
先代
アレクサンダー・ヒューム英語版
第3代ヒューム卿
1506年-1516年
次代
ジョージ・ヒューム英語版