アルムニェーカル
アルムニェーカル(Almuñécar)は、スペイン・アンダルシア州グラナダ県のムニシピオ(基礎自治体)。地中海と山地の間に位置する観光地であり、トロピカル・フルーツの産地でもある。
州 | アンダルシーア州 |
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県 | グラナダ県 |
面積 | 83.36 km² |
標高 | 24m |
人口 | 26,377 人 (2018年[1]) |
人口密度 | 316.42 人/km² |
北緯36度44分02秒 西経03度41分28秒 / 北緯36.73389度 西経3.69111度座標: 北緯36度44分02秒 西経03度41分28秒 / 北緯36.73389度 西経3.69111度
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歴史
編集紀元前1500年前、鉄器時代より人の定住地があった。紀元前9世紀にはフェニキア人たちが植民化しセシ(Sexi)と名づけた。ローマ帝国に組み込まれると、塩漬けの魚の一大生産地となり、独自の通貨が鋳造され、神殿、劇場、水道橋がつくられた。ローマ法典が導入され、自治体の名はfirmum Iulium Sexiと呼ばれた。
アル=アンダルス時代、セシを訪れた旅行家イドリースィーは、町にあった先史時代の遺跡について触れている。755年にアブド・アッラフマーン1世が権力を握ると、セシはエルビラのコラ(地方行政単位)に含まれた。この時代、セシはHins-al-Monacar(山に囲まれた、という意味)と呼ばれていた。
アルムニェーカルの位置は、海に面した軍事的要衝であった。しかし、10世紀まで都市のメディナと同様に城については言及されていない。あらゆる種類の果物、サトウキビ、バナナ、干しブドウ、穀物が生産され、豊富な水産資源に恵まれていたことは、多くの学者たちが伝えている。都市は港があり、城壁の外には定住地や市場、モスクが広がっていた。アル・アンダルスが中小のタイファに分割されると、アルムニェーカルはグラナダ王国に組み込まれ、重要な港湾都市となった。ナスル朝の王族たちが、季節ごとにアルムニェーカルの離宮を訪れた。
人口
編集アルムニェーカルの人口推移 1900-2010 |
出典:INE(スペイン国立統計局)1900年 - 1991年[2]、1996年 - [3] |
脚注
編集- ^ “Población, superficie y densidad por municipios” (スペイン語). INE(スペイン国立統計局). 2013年8月7日閲覧。
- ^ Poblaciones de hecho desde 1900 hasta 1991. Cifras oficiales de los Censos respectivos.
- ^ Cifras oficiales de población resultantes de la revisión del Padrón municipal a 1 de enero.
- ^ “MUNICIPIOS HERMANADOS” (スペイン語). アルムニェーカル. 2024年2月9日閲覧。