アルベール=エミール・アルティーグ
アルベール=エミール・アルティーグ(Albert-Émile Artigue、1850年8月15日 - 1927年4月16日)はアルゼンチンとフランスの国籍を持つ画家、版画家、イラストレータである。
アルベール=エミール・アルティーグ Albert-Émile Artigue | |
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生誕 |
1850年8月15日 アルゼンチン,ブエノスアイレス |
死没 |
1927年4月16日 フランス,パリ |
略歴
編集ブエノスアイレスに住むフランス人の両親から生まれた。15歳からフランスのボルドーで教育を受け、パリのエコール・デ・ボザールで、絵画をアレクサンドル・カバネルに学び、版画の技術も学んだ。1900年にブエノスアイレスに戻り、ブエノスアイレスの国立美術学校の教授となった。アルゼンチンではエミリオ・アルティーグ(Emilio Artigue)の名前で活動した。アメリカ合衆国の展覧会に出展し、1904年のセントルイス万国博覧会の展覧会では銀メダルを受賞した。1910年のアルゼンチン独立100周年記念国際博覧会(Exposición Internacional del Centenario)では美術のコミッショナーに任じられた。
1875年から1901年の間、パリのフランス芸術家協会の展覧会に出展し、フランスの雑誌「レスタンプ・モデルヌ(現代版画)」に版画作品が掲載された。アール・ヌーヴォーのスタイルで、飲料メーカーのポスターを制作した。パリにもスタジオを開き、後年パリの私立の美術学校、アカデミー・ジュリアンでも教えた。教えた学生にはジュール・カヴァイエス(Jules Cavaillès)らがいる。
作品
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テラスの少女たち (c.1900)
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春の花 (c.1900)
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蝶を捕まえる
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ポスター
参考文献
編集- Hans Vollmer: Artigue, Albert-Emile. In: Ulrich Thieme, Felix Becker (Hrsg.): Allgemeines Lexikon der Bildenden Künstler von der Antike bis zur Gegenwart. Begründet von Ulrich Thieme und Felix Becker. Band 2: Antonio da Monza–Bassan. Wilhelm Engelmann, Leipzig 1908, S. 164
- Emmanuel Bénézit (Begründer): Dictionnaire des peintres, sculpteurs, dessinateurs et graveurs, 3. Auflage, Gründ, Paris 1976, Band 1, S. 283