アルブレヒト・ウィルヘルム・トロニエ
アルブレヒト・ウィルヘルム・トロニエ(Albrecht Wilhelm Tronnier 、1902年 - 1982年)は、ドイツのレンズ設計者である。
シュナイダー・クロイツナッハ/イスコ時代
編集当初シュナイダー・クロイツナッハに勤務[1]し、クセナー[2]、テレクセナー[2]、アンギュロン[2]、クセノン[2]等を設計した。
1935年に初めて新種ガラスであるランタンクラウンを使用した3群3枚のレンズを設計しU.S.P1987878を取得、これはラジオナーとして発売された。後にF3.5、F2.9、F2.8も製作された[3]。
ファランド・オプティカル時代
編集後アメリカのファランド・オプティカル(Farrand Optical Company )に移籍して数々の光学系を設計した[4]。
フォクトレンダー/カール・ツァイス時代
編集1944年フォクトレンダーに移籍した。
1953年にテロマー設計[3]。
その他カラースコパー[2]、スコパロン[2]、カラーヘリアー、アポランター[2]、ウルトロン[2][1]、ノクトン[2]、ダイナロン[2]、等多数のレンズを設計した。
脚注
編集参考文献
編集- 竹田正一郎『ツァイス・イコン物語』光人社 ISBN 978-4-7698-1455-9
- 『クラシックカメラ専科No.17、フォクトレンダーのすべて』朝日ソノラマ
- 『別冊ステレオサウンド ヴィンテージカメラセレクション』ステレオサウンド ISBN 4-88073-035-1