アルブフェイラ
所属する県 | ファーロ県 |
面積 | 140.57 km² |
人口 | 38,966(基礎自治体全体)人 |
人口密度 | 277人/km² |
所属する教区数 | 5 |
自治体首長 | José Carlos Martins Rolo |
住民呼称 | Albufeirense
アルブフェイラ人 |
都市の休日 | 8月20日 |
アルブフェイラ (Albufeira [alβuˈfɐjɾɐ] ( 音声ファイル))は、ポルトガル、ファーロ県の基礎自治体。アルブフェイラという地名はアラビア語のal-Buħayra(潟)に由来する。
歴史
編集イスラム侵攻以前のアルブフェイラについては知られていない。イスラム教徒が支配した時代、岩だらけの崖の上には城があり、村落を壁が取り巻いていた。1250年、ポルトガル王アフォンソ3世がアルブフェイラを占領し、アヴィシュ騎士団へ与えた。1504年にはマヌエル1世から憲章が与えられた。1755年11月、ポルトガルを襲ったリスボン大地震が村を破壊した。低地の村落は津波の後27軒しか残らなかった。生存者たちは町の近くにある教会へ避難したが、大きな本堂が崩落して227人が犠牲となった。19世紀にも住民の苦難は続いた。廃王ミゲル1世を支持する自由主義派ゲリラが、アルブフェイラで政府軍と衝突したのである。
1960年代以降、小さな漁村であったアルブフェイラは、人気の観光地として成長した。最初は国内旅行者であったが、現在はイギリス人旅行者が多数を占める。