アルフレッド・ハーレー (第6代オックスフォード=モーティマー伯爵)
第6代オックスフォード=モーティマー伯爵アルフレッド・ハーレー(英語: Alfred Harley, 6th Earl of Oxford and Earl Mortimer、1809年1月10日 – 1853年1月19日)は、イギリスの貴族で、最後のオックスフォード=モーティマー伯爵[1]。1828年から1848年までハーレー卿の儀礼称号を使用した。
生涯
編集第5代オックスフォード=モーティマー伯爵エドワード・ハーレーとジェーン・エリザベス・スコット(ジェームズ・スコットの娘)の次男(長男は早世)として生まれた[2]。1828年に兄エドワードが死去すると、ハーレー卿の儀礼称号を使用した。1848年に父が死去すると、爵位とブランプトン・ブライアンの領地を継承した[1]。母が不倫を繰り返したため、アルフレッドは本当の父が第5代オックスフォード=モーティマー伯爵ではないと度々噂され、兄弟たちとともに「ハーレーの寄せ集め」(The Harleian Miscellany)とあだ名された。
1831年2月17日、エリーザ・ニュージェント(Eliza Nugent、1806年 – 1877年、初代ウェストミーズ侯爵ジョージ・ニュージェントの庶出の娘)と結婚したが、2人の間に子供はいなかった。
1853年1月に44歳で死去、後継者がいなかったため爵位は断絶した[1]。遺産は姉ジェーン(初代ラングデイル男爵ヘンリー・ビッカースティースと結婚していた)、ついで遠戚のウィリアム・デイカー・ハーレー(William Daker Harley)が継承した。
脚注
編集グレートブリテンの爵位 | ||
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先代 エドワード・ハーレー |
オックスフォード=モーティマー伯爵 1848年 – 1853年 |
断絶 |