アルビノの木』(アルビノのき)は、2016年7月に公開された日本映画。監督は金子雅和[1]

アルビノの木
The Albino's Trees
監督 金子雅和
脚本 金子雅和
金子美由紀
製作 金子雅和
金子美由紀
出演者 松岡龍平
東加奈子
福地祐介
山田キヌヲ
長谷川初範
音楽 石橋英子
撮影 金子雅和
製作会社 kinone
公開 日本の旗 2016年7月16日
上映時間 86分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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2016年の日本での順次公開後、海外の映画祭で多くの賞に輝き、2018年4月にシネマ・ロサで凱旋上映が行われた[2]。最終的に世界15か国20以上の映画祭でノミネート上映され、9か国でグランプリ含む20冠を果たしている。

2019年1月5日にBlu-ray、DVDの発売及びレンタルが開始。Blu-ray版では、金子の初期8mm/16mmフィルム作「AURA」(1998)「ショウタロウの涙」(2000)、『アルビノの木』に連なる動物をモチーフとした短編「水の足跡」「逢瀬」(共に2013)が初収録された。

ストーリー

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害獣駆除の仕事に携わる青年ユクは、多額の報酬を得られる仕事があると知る。 かつて鉱山で栄えた依木山の麓にあるわかば町は、その山に棲む白い姿の鹿が風評被害を生みかねないと危惧し、秘密裏に駆除して欲しいと願っているのだ。 重い病を抱える母の手術費用を稼ぐため、ユクは依木山へ向かう。だが山奥でひっそりと暮らす依木村の人々は、昔より白鹿を山の神と信じていた。 村の伝統を守る男=羊市と、彼の許嫁で村の古いしきたりに疑念を抱いている女=ナギと出会い、ユクの心は多様な価値観の中で揺れ動く…。

キャスト

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スタッフ

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  • 監督:金子雅和
  • 脚本:金子雅和、金子美由紀
  • 音楽:石橋英子
  • プロデューサー:金子雅和、金子美由紀
  • 撮影:金子雅和
  • 照明:白石宏明
  • 録音:間野翼
  • 美術/衣裳:金子美由紀
  • メイク:知野香那子
  • 音響:黄永昌
  • VFX:高橋昂也
  • 助監督:滝野弘仁
  • 制作主任:名倉愛
  • 劇場配給:マコトヤ
  • 製作:kinone

映画祭

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  • フィゲイラ・フィルム・アート 2017(ポルトガル)最優秀長編劇映画賞 ※グランプリ/最優秀監督賞/最優秀撮影賞[4]
  • ヴェステロース映画祭 2017(スウェーデン)最優秀撮影賞[5]
  • シネルファマ・リスボン国際映画賞 -November 2017 Edition-(ポルトガル) 10-11月期 最優秀音楽賞
  • 福爾摩沙國際電影獎 2017(台湾)最優秀アジア映画賞/審査員特別長編劇映画賞/審査員特別監督賞[6]
  • クラフト映画祭 2018(スペイン)観客賞
  • マルベーリャ映画祭 2018(スペイン)最優秀映画賞 ※グランプリ/批評家賞
  • Festival CINEMISTICA 2018(スペイン)一般映画部門 最優秀賞
  • FIC AUTOR 2018(メキシコ)最優秀賞 ※製作費5万ドル以下の長編劇映画部門
  • 第58回アジア太平洋映画祭(台湾)亞太主題巡迴影展 招待上映
  • 日本セルビア映画祭 2020(セルビア)審査員特別賞

備考

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撮影の約6割は長野県須坂市で行われ、多くの須坂市民がエキストラで参加している[7]

脚注

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外部リンク

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