アルテ・ブリュッケ (フランクフルト・アム・マイン)
ドイツ連邦共和国ヘッセン州フランクフルト・アム・マインを流れるマイン川に架かる橋
アルテ・ブリュッケ(独: Alte Brücke, 英: The Old Bridge)は、ドイツ連邦共和国ヘッセン州フランクフルト・アム・マインにある橋[1]。アルテ橋[2]とも表記される。
アルテ・ブリュッケ Alte Brücke | |
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アルテ・ブリュッケ | |
基本情報 | |
国 | ドイツ |
所在地 | |
交差物件 | マイン川 |
座標 | 北緯50度6分27.2秒 東経8度41分16.1秒 / 北緯50.107556度 東経8.687806度座標: 北緯50度6分27.2秒 東経8度41分16.1秒 / 北緯50.107556度 東経8.687806度 |
構造諸元 | |
材料 | 鋼鉄 |
全長 | 237.4 m |
幅 | 19.5 m |
地図 | |
アルテ・ブリュッケの位置 | |
関連項目 | |
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概要
編集鋼鉄製の橋であり[1]、マイン川に架橋されている[3]。橋の長さは 237.4 メートルであり、幅員は 19.5 メートルである[1]。
この橋の最初の記録は、1222年にさかのぼる[4][5]。この橋は19世紀まで、右岸のアルトシュタット地区と左岸のザクセンハウゼン地区とをつなぐ唯一の橋であった[6][4]。
1338年までに、橋のザクセンハウゼン側に礼拝堂が設けられ、橋の両端に2本の塔が設置された。しかしながら、これらは、1342年に発生したマグダラのマリアの洪水で破壊された[6]。
この橋は、1342年の洪水の他に、1306年の洪水や1414年の火災など、様々な災害に見舞われてきた[6]。1912年から1926年にかけて再建工事が行われている[7]。1965年にも再建工事が行われている[1]。
上流には、近いものから順に、オーバーマインブリュッケ、フレーサー橋がある[3][8]。下流には、近いものから順に、アイゼルナー橋、ウンターマイン橋、ホルバイン橋、フリーデンス橋がある[2][9][4][8]。
周辺
編集橋の北側には、聖バルトロメウス大聖堂、フランクフルト歴史博物館、聖ニコライ教会(de:Alte Nikolaikirche)、ドム・レーマー駅、シルン美術館などがある[10][3][8]。
橋の南側には、イコン博物館、ドイツ騎士団教会 などがある[3][4]。橋が縦断しているマイン島 (ドイツ語: Maininsel) には、アートギャラリーがある[11]。
脚注
編集- ^ a b c d 『橋をめぐる物語』 2014, p. 170.
- ^ a b “フランクフルト”. 新生銀行. 2019年8月10日閲覧。
- ^ a b c d 『地球の歩き方 南ドイツ』 2017, p. 55.
- ^ a b c d “Geschichte von Alt-Sachsenhausen”. Stadtplanungsamt Frankfurt am Main. 2019年8月10日閲覧。
- ^ “frankfurts alte brücke”. KulturPortal Frankfurt. 2019年8月10日閲覧。
- ^ a b c “View of stone bridge between Frankfurt am Main and suburb, which is called Sachsenhausen”. Leo Baeck Institute. 2019年8月10日閲覧。
- ^ “Alte Brücke”. フランクフルト・アム・マイン. 2019年8月10日閲覧。
- ^ a b c “FRANKFURT CULTURALTRIPS”. KulturPortal Frankfurt. 2019年8月10日閲覧。
- ^ 『地球の歩き方 南ドイツ』 2017, p. 54 - 55.
- ^ “JCBショッピング&ダイニングパスポート”. JCB. 2019年8月10日閲覧。
- ^ “TOUR GUIDE”. KulturPortal Frankfurt. 2019年8月10日閲覧。
参考文献
編集- 地球の歩き方編集室『地球の歩き方 2017〜18 南ドイツ』ダイヤモンド・ビッグ社、2017年6月。ISBN 978-4-478-06056-8。
- 中野京子『中野京子が語る 橋をめぐる物語』河出書房新社、2014年3月。ISBN 978-4-309-02273-4。
外部リンク
編集- ウィキメディア・コモンズには、アルテ・ブリュッケ (フランクフルト・アム・マイン)に関するカテゴリがあります。