アルカション
アルカション (Arcachon)は、フランス、ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏、ジロンド県のコミューン。
Arcachon | |
---|---|
行政 | |
国 | フランス |
地域圏 (Région) | ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏 |
県 (département) | ジロンド県 |
郡 (arrondissement) | アルカション郡 |
小郡 (canton) | アルカション小郡 |
INSEEコード | 33009 |
郵便番号 | 33120 |
市長(任期) |
イヴ・フロン (2001年-2020年) |
人口動態 | |
人口 |
11 459人 (1999年) |
人口密度 | 1515人/km2 |
地理 | |
座標 | 北緯44度39分10秒 西経1度10分09秒 / 北緯44.65278度 西経1.169186度座標: 北緯44度39分10秒 西経1度10分09秒 / 北緯44.65278度 西経1.169186度 |
標高 |
平均:? m 最低:0 m 最高:45 m |
面積 | 7,56km2 (756ha) |
ランド地方、ボルドー南西34マイルの大西洋岸にあり、人気の海水浴場がある。良質の砂浜と穏やかな気候は呼吸器官の病気に悩む人々に適しているとされる。
アルカションは、アルカッショネーズ(Arcachonnaise)というこの地域独特の別荘の建築様式で知られている。ヴィクトリア朝様式の建築で、同時代の人々には批判されたが、今は魅力的で人間的とみなされている。
アルカションの町としての歴史は150年ほどである。1857年5月2日、フランス皇帝ナポレオン3世が公式の町の出生証明書に署名した。当時、マツ、カシ、シャクナゲ科の常緑低木が生い茂る森があり、他とつながる道もなかった。わずか400人足らずの漁夫や小作農らが住む家があっただけだった。町ができたばかりの頃、一部の衛生学者らが海水浴を患者に勧め始め、企業家(特にボルドーのブルジョワとその他の富裕層)らが、3軒の海辺の別宅へ投資した。これが新しいライフスタイルの始まりとなった。地元住民の一部は、自由な新しい町アルカションを建設するため、アルカション地域の土地を保有するラ・テスト=ド=ビュックの地主らから独立を求める機会を得た。
大西洋からの南部の入り口となるアルカション湾は、ヨーロッパ最大の砂丘デュヌ・ド・ピラ(Dune de Pyla)を頂く。この砂丘は全長3km近く、幅500m、高さ107mあり、年5mの割合で内陸へ移動している。
最寄りの空港はラ・テスト=ド=ビュック空港、また鉄道ではフランス国鉄TGV Atlantiqueを利用する。