アリツカゲラ(蟻塚啄木鳥 学名:Colaptes campestris)は、鳥綱キツツキ目キツツキ科に分類される鳥類。

アリツカゲラ
アリツカゲラ
アリツカゲラ Colaptes campestris
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: キツツキ目 Piciformes
: キツツキ科 Picidae
亜科 : キツツキ亜科 Picinae
: ハシボソキツツキ属 Colaptes
: アリツカゲラ Colaptes campestris
学名
Colaptes campestris (Vieillot1818)
和名
アリツカゲラ
英名
Pica-pau-do-campo
Campo Flicker

分布

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ブラジルスリナムボリビアパラグアイウルグアイアルゼンチン

形態

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全長31センチメートル。体重150g。胴や腹部は淡く、背部は暗い褐色と白色の斑模様。首周りから頬までが鮮やかな黄色であり、喉下や頭頂部は黒色。眼周から嘴にかけてはクリーム色。嘴は黒い。尻は白く、尾は背部に順ずる。足は灰色。

生態

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その名が表す様に蟻塚に巣を作ることで知られるが、それは周囲に繁殖可能な木が生えていない場合であり、通常は他のキツツキと同様、木のうろなどを利用して営巣する。また、木が生えていない場所では蟻塚の他にも土手などで営巣する。蟻塚には15センチメートルほどの穴を上部に開け、その中で抱卵、雛の育成をする。4-5個の卵を産み、抱卵は雌雄で行われる。群居性があり、小さな群れをつくって生活しており、繁殖時には小さなコロニーを作る。基本的には地上性であり、アリシロアリを主食とする。

関連項目

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参考文献

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  • BirdLife International (2012). "Colaptes campestris".
  • IUCN Red List of Threatened Species. Version 2012.1.
  • International Union for Conservation of Nature. Retrieved 16 July 2012.