アヤトビウオ(綾飛魚)、学名:Cypselurus poecilopterus crassus は、ダツ目トビウオ科[2]に分類される魚類

アヤトビウオ
Cypselurus poecilopterus crassus
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
上綱 : 魚上綱 Pisciformes
: 硬骨魚綱 Osteichthyes
: ダツ目 Beloniformes
亜目 : トビウオ亜目 Exocoetoidei
: トビウオ科 Exocoetidae
: ハマトビウオ属 Cypselurus
: アヤトビウオ
C. poecilopterus crassus
学名
Cypselurus poecilopterus crassus[1]
和名
アヤトビウオ
英名
Yellow-wing flyingfish

分布

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太平洋の熱帯海域に広く生息し[2]、日本では房総半島以南の太平洋で多く見られる[2]

形態

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全長約20-27cm。他のトビウオ科のものと比べ、体高に比した体長が短く[2]、ずんぐりとした体型をしている[3]。トビウオ類には珍しく、派手な胸鰭を持つ[2]。胸鰭は黄色で茶色の斑点模様があり、英名の由来となっている[2]。胸鰭以外の鰭は透明で、斑紋を持たない[2]

生態

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黒潮の影響のある沿岸から沖合の表層に住み、動物プランクトンを餌とする[2]

日本近海では初夏から南日本に現れる。6月から8月にかけて、沖縄から伊豆七島に現れ、定置網刺し網で漁獲される[2]。8月から9月には房総半島に達し、その後南下すると考えられている[2]

別名

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モントビウオ(紋飛魚、文飛魚)モンツキ(紋付、文付)、セミトビ[2]、ホシトビ、ガタなど。

脚注

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  1. ^ name=Shakhovskoy IB, Parin NV. A review of the flying fish genus Cypselurus (Beloniformes: Exocoetidae). Part 2. Revision of the subgenus Poecilocypselurus Bruun, 1935 with descriptions of three new species and five new subspecies and reinstatement of Exocoetus apus Valenciennes and E. neglectus Bleeker. Zootaxa. 2022 Mar 23;5117(1):1-109. doi: 10.11646/zootaxa.5117.1.1. PMID 35391187.
  2. ^ a b c d e f g h i j k アヤトビウオ|おさかなギャラリー”. www.maruha-nichiro.co.jp. マルハニチロ. 2022年3月1日閲覧。
  3. ^ 三重県|おさかな図鑑・情報:アヤトビウオ”. www.mpstpc.pref.mie.lg.jp. 2022年3月1日閲覧。

参考文献

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関連項目

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