アマポーラ宗谷
アマポーラ宗谷(アマポーラそうや)は、ハートランドフェリーが運航しているフェリー。
アマポーラ宗谷 | |
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基本情報 | |
船種 | フェリー |
船籍 | 日本 |
所有者 | ハートランドフェリー |
運用者 | ハートランドフェリー |
建造所 | 内海造船瀬戸田工場 |
航行区域 | 沿海 |
船級 | JG |
信号符字 | JD4672 |
IMO番号 | 9859870 |
MMSI番号 | 431014401 |
経歴 | |
起工 | 2019年5月 |
進水 | 2019年9月27日 |
竣工 | 2020年1月24日 |
就航 | 2020年2月4日 |
現況 | 就航中 |
要目 | |
総トン数 | 4,280 トン |
全長 | 96.55 m |
全幅 | 15.00 m |
深さ | 5.50 m |
喫水 | 4.10m |
満載喫水 | 4.0 m |
機関方式 | ディーゼル |
主機関 | ダイハツ 6DCM-32e 2基2軸 |
出力 | 2,648kW×2 |
航海速力 | 19.45ノット |
旅客定員 | 495名(夏期550名) |
乗組員 | 18名 |
車両搭載数 | 8トントラック21台または乗用車53台 |
概要
編集フィルイーズ宗谷の代船として内海造船瀬戸田工場で建造され、2020年2月4日に稚内 - 利尻・礼文航路に就航した。[1]本船の就航により、フィルイーズ宗谷は2019年10月31日に引退、フィリピンへ海外売船された。船名は 利尻島に自生する 「リシリヒナゲシ」にちなみ、 ヒナゲシのスペイン語より命名[2]。塗装は「H」をかたどった社章をベースとした日本海を表す濃藍とリシリヒナゲシの花をイメージした黄色のデザインを施した。
航路
編集利尻・礼文航路
設計
編集船型は2機2軸2舵で球状船首およびスプリット型船尾を採用し、船首には流氷対策として、アイスナイフを装備する。
船内
編集- 内装は髙島屋グループの髙島屋スペースクリエイツが手がけた[3] 。
- バリアフリーに配慮し車両甲板から客室に直通するエレベーターや車椅子のまま使用可能な優先椅子席を設置し、本船の就航により利礼航路全船がバリアフリー対応となる。
- 利礼航路初の設備として、ペットルームや1等展望室「アイランドビューシート」を新設した[4]。
- 北海道庁とポケモン共同による「北海道だいすき発見隊」事業の一環として、フェリー業界では初めてポケットモンスターを内装に採用しキッズルームとベビールームの内装に同事業のシンボルとなっているロコンを基調としたデザインを施した。
船室
編集- 特別室「プレミアムブルー」「プレミアムオーシャン」(2室 Bデッキ)
- 一等 - アイランドビューシート・和室(Bデッキ)
- 二等 - 指定席(Bデッキ・椅子席)、座敷席・優先席(椅子席・バリアフリー対応)・甲板ベンチ席(Cデッキ)
- トラック・バスドライバー室(和室)
- 添乗員室(和室 作業用テーブル・鏡付き)
設備
編集いずれもCデッキ。
- 案内所・売店
- サロンスペース
- キッズルーム
- ベビールーム
- ペットルーム
外部リンク
編集脚注
編集- ^ “【プレスリリース】2020年2月4日 利尻島・礼文島航路に新造船「アマポーラ宗谷(Amapola Soya)」デビュー”. ハートランドフェリー. 2020年4月24日閲覧。
- ^ “就航船舶のご紹介”. ハートランドフェリー. 2020年4月24日閲覧。
- ^ “実績”. 高島屋スペースクリエイト(株). 2020年4月20日閲覧。
- ^ “【プレスリリース】2020年2月4日 利尻島・礼文島航路に新造船「アマポーラ宗谷(Amapola Soya)」デビュー”. ハートランドフェリー. 2020年4月24日閲覧。