アプリリア・RSV250 ( Aprilia RSV 250 ) は、アプリリアロードレース世界選手権250ccクラスに参戦するために製造したロードレーサー

アプリリア・RSV250 シリーズ
基本情報
エンジン
水冷250 2ストロークエンジン 
内径×行程 / 圧縮比 __ × __ / __
      詳細情報
製造国
製造期間 1991年-2009年
タイプ
設計統括
デザイン
フレーム
全長×全幅×全高
ホイールベース
最低地上高
シート高
燃料供給装置
始動方式
潤滑方式
駆動方式
変速機
サスペンション
キャスター / トレール
ブレーキ
タイヤサイズ
最高速度
乗車定員
燃料タンク容量
燃費
カラーバリエーション
本体価格
備考
先代 アプリリア・AF1
後継
姉妹車 / OEM
同クラスの車 ジレラ・GFR250
ホンダ・RS250R
KTM・250FRR
スズキ・RGVΓ250
ヤマハ・YZR250
テンプレートを表示

RSVが1991年にデビューして以降、最終モデルのRSAに至るまでに、幾度のアップグレードを経て通算10回のチャンピオンを獲得 (うち1回はジレラブランド ) し、250ccクラスで最も成功したマシンの一つになった。

モデル一覧

編集

1991年 - 2007年

編集

1991年から2007年にかけては、2つのモデルが登場している。オリジナルのRSVと、そのアップデートバージョンのRSWである。ワークスモデルのRSAの一部のパーツを流用した進化型がRSW250LEの名前でカスタマー仕様マシンとして供給された。

当初はフロントブレーキシステムは273mm径のカーボンディスクか、300mmのカーボンスチールディスクかを選択できたが、1994年以降は255mmまたは273mm径のダブルカーボンディスクのみになった。リアブレーキシステムはカーボンスチールのシングルであり、当初は184mm、1996年以降は190mm径になった。

2007年 - 2009年

編集

2007年には新バージョンのマシンが開発され、RSAの型名が与えられた。吸気システムの見直し、ギアユニット・冷却系パーツの再配置など、前モデルから多くの変更が施された。フレームの寸法も変更され、より長いスイングアームが使用できるようになり、加速能力とトラクションが向上した。

新型のエンジンはよりパワフルになり、パワーバンドも広くなった。正常に動作させるためには6,000rpm以上をキープする必要があり、13,500rpmで最大出力を発揮する。

RSAとRSW250LEはアプリリアだけではなく、同じピアジオグループ傘下のジレラデルビブランドでも供給されており、バイク自体は同じ物である。