アブデルマーレク・セラール
アルジェリアの政治家、首相
アブデルマーレク・セラール（アラビア語: عبد المالك سلال, フランス語: Abdelmalek Sellal, 1948年8月1日 - ）は、アルジェリアの政治家[1]。首相を2期務めた（2012年9月3日 - 2014年3月13日[2][3][4]、2014年4月29日[5]-2017年5月25日）。
| アブデルマーレク・セラール عبد المالك سلال | |
|---|---|
 | |
| 生年月日 | 1948年8月1日（76歳） |
| 出生地 |
 フランス領アルジェリア、コンスタンティーヌ |
| 所属政党 | アルジェリア民族解放戦線 |
| 在任期間 | 2012年9月3日 - 2014年3月13日 |
| 大統領 | アブデルアジズ・ブーテフリカ |
| 在任期間 | 2014年4月29日 - 2017年5月25日 |
| 大統領 | アブデルアジズ・ブーテフリカ |
経歴
編集内務大臣（1998年-1999年）、青年・スポーツ大臣（1999年-2001年）、公共事業大臣（2001年-2002年）、運輸大臣（2002年-2004年）、水資源大臣（2004年-2012年）などを歴任した[1]。
セラールはテクノクラートとみなされている。また2004年と2009年のアブデルアジズ・ブーテフリカ大統領の選挙運動に関わり、特に2004年の選挙では選対首脳を務めるなど、ブーテフリカの側近としても知られている[6][7][8]。2012年9月3日にブーテフリカより首相に指名された。
2013年1月に発生したアルジェリア人質事件では、電話会談で人命優先の立場から犯人グループ狙撃に反対を要請していた日本の安倍晋三内閣総理大臣やアメリカ合衆国のヒラリー・クリントン国務長官らの意見を反故にし犯人グループの狙撃を強行。結果として多数の犠牲者が出た事から一部マスコミなどから強く批判された。
脚注
編集- ^ a b “Le portail du Premier Ministre - SELLAL Abdelmalek” (フランス語). アルジェリア首相府. 2012年3月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年1月19日閲覧。
- ^ “rulers.org - Algeria”. rulers.org. 2013年1月19日閲覧。
- ^ “Le nouveau Premier ministre algérien s'engage à poursuivre les réformes” (フランス語). Libération. (2012年9月4日). オリジナルの2012年9月7日時点におけるアーカイブ。 2013年1月19日閲覧。
- ^ “首相を選対本部長に起用 アルジェリア大統領”. MSN産経ニュース. (2014年3月14日). オリジナルの2014年3月14日時点におけるアーカイブ。 2014年3月15日閲覧。
- ^ “Abdelmalek Sellal reappointed Prime Minister”. Ennahar Online. (2014年4月29日). オリジナルの2014年5月8日時点におけるアーカイブ。 2015年1月18日閲覧。
- ^ “新首相にセラル氏指名 アルジェリア大統領”. MSN産経ニュース. (2012年9月4日). オリジナルの2012年9月4日時点におけるアーカイブ。 2013年1月19日閲覧。
- ^ “Water minister Abdelmalek Sellal named new Algeria PM”. フランス通信社. (2012年9月4日) 2013年1月19日閲覧。
- ^ “Algeria appoints new PM after months of delay”. ロイター (ロイター). (2012年9月3日) 2013年1月19日閲覧。
| 公職 | ||
|---|---|---|
| 先代 アフメド・ウーヤヒア |
 アルジェリア民主人民共和国首相2012年 - 2014年 |
次代 ユーセフ・ユーセフィ |
| 先代 ユーセフ・ユーセフィ |
アルジェリア民主人民共和国首相 2014年 - 2017年 |
次代 アブデルマジド・テブン |