アハズヤ (イスラエル王)
アハズヤ(ヘブライ語: אֲחַזְיָה ’Ăḥazyā)は、北イスラエル王国の第8代の王である。名前の意味は「ヤハウェが握られる」である。
アハズヤ אֲחַזְיָה | |
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北イスラエル王 | |
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在位 | 紀元前853年頃 - 紀元前851年頃 |
死去 |
紀元前851年頃 |
王朝 | オムリ朝 |
父親 | アハブ |
母親 | イゼベル |
生涯
編集サマリヤで父アハブの後を継いで前853年頃即位する。アハズヤはヨシャパテと同盟を結び、金を得るために船団をオフィルに派遣したが失敗した。父アハブの死後にモアブが謀反を起こしたが、アハズヤには何も出来なかった。
サマリヤの欄干から落ちたときに、バアル・ゼブブに使者を遣わして、病気が治るかどうかを尋ねたが、その使者は途中で預言者エリヤに出会い、神の裁きにより王が死ぬことを告げた。アハズヤ王はエリヤを捕らえようと3度も軍隊を遣わしたが失敗し、即位から2年でエリヤの預言通りに死んだ。
参考文献
編集- 「新聖書辞典」いのちのことば社、1985年