アドラール県(英語:Adrar アラビア語: ولاية أدرار‎)はアルジェリアの県の一つである。県都はアドラール。西はティンドゥフ県ベニ・アッベス県、北はティミムン県東はイン・サラー県タマンラセット県、西をモーリタニアと接する。なおボルジュ・バジ・モウタール県の西の県境は、アルジェリア・モーリタニア・マリ共和国の三国国境となっている。

アドラール県

ولاية أدرار
北緯27度52分50秒 西経0度17分50秒 / 北緯27.88056度 西経0.29722度 / 27.88056; -0.29722座標: 北緯27度52分50秒 西経0度17分50秒 / 北緯27.88056度 西経0.29722度 / 27.88056; -0.29722
アルジェリアの旗 アルジェリア
県都 アドラール
政府
 • PPA president Mr. Menad Mehdi (FLN)
 • Wāli Mr. Messaoud Djari
面積
 • 合計 240,200 km2
標高
276 m
人口
(2008)[1]
 • 合計 256,765人
 • 密度 1.1人/km2
等時帯 UTC+01 (CET)
エリアコード +213 (0) 49
ISO 3166コード DZ-01
6
基礎自治体 16

かつてはアルジェリア中西部から最南端までの約44万平方キロメートル(国土の15パーセント)を領域としたが、2019年12月に北部の4郡がティミムン県として、南部の1郡がボルジュ・バジ・モウタール県として分離[2][3]。面積・人口が共に半分近く減少し、マリ共和国とは三国国境のみ接するようになった。

6つの郡と16の基礎自治体から成る。

脚注

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  1. ^ Office National des Statistiques, Recensement General de la Population et de l’Habitat 2008 Archived 2008年7月24日, at the Wayback Machine. Preliminary results of the 2008 population census. Accessed on 2008-07-02.
  2. ^ Conseil de la nation: adoption du projet de loi relative à l'organisation territoriale du pays”. Algérie Presse Service (2019年12月6日). 2020年9月3日閲覧。
  3. ^ Publication de la loi portant la nouvelle organisation territoriale de l'Algérie (JO)”. Algérie Presse Service (2019年12月19日). 2020年9月15日閲覧。