アテネ・オリンピックスタジアム
アテネ・オリンピック・スタジアム (希: Ολυμπιακό Στάδιο、英: Olympic Stadium, Athens、または、Spiridon "Spiros" Louis) は、ギリシャ・アテネのアテネオリンピックスポーツコンプレックス内にある多目的スタジアムである。サッカーギリシャ代表のホームとなっている他に、AEKアテネFCとパナシナイコスFCのホームスタジアムとなっている。収容人数は75,000人。設計者はサンティアゴ・カラトラバが手掛けている。
オリンピアコ・スタディオ Ολυμπιακό Στάδιο OAKA | |
---|---|
2007年のスタジアム | |
施設情報 | |
所在地 | ギリシャ・アテネ・マルーシ地区 |
位置 | 北緯38度2分9.93秒 東経23度47分15.48秒 / 北緯38.0360917度 東経23.7876333度座標: 北緯38度2分9.93秒 東経23度47分15.48秒 / 北緯38.0360917度 東経23.7876333度 |
起工 | 1979年[1] |
開場 | 1982年9月8日[1] |
修繕 | 2002-2004[1] |
所有者 | ギリシャ政府 |
運用者 | OAKA |
グラウンド | 芝 |
ピッチサイズ | 105 x 68 m[1] |
大型映像装置 | パナソニック・アストロビジョン |
設計者 |
サンティアゴ・カラトラバ (改修) |
使用チーム、大会 | |
AEKアテネFC パナシナイコスFC サッカーギリシャ代表 UEFAチャンピオンズカップ 1982-83 UEFAチャンピオンズリーグ 1993-94 UEFAチャンピオンズリーグ 2006-07 | |
収容人員 | |
75,000人 |
概要
編集元々は1982年に開かれたヨーロッパ陸上競技選手権大会のために建設された。1996年のオリンピック招致のためにサンティアゴ・カラトラバの設計により大規模改修が行われたが、アトランタに敗れ1997年に行われたIAAF世界陸上選手権、2004年アテネオリンピックのメイン競技場になった[2]。
当初2004年4月に完成する予定であったがその後6月、オリンピック直前の7月と完成時期は延期された[3]。
1896年の第1回夏季オリンピックアテネ大会男子マラソン優勝者のスピリドン・ルイスを記念し、スタジアムの名前にルイスの名が入っている。
また、オリンピアコスFCの本拠地ゲオルギス・カライスカキス・スタジアムと共に、サッカーギリシャ代表の試合もここで行われる。UEFAチャンピオンズリーグ(旧UEFAチャンピオンズカップ)の決勝戦も数回行われている(1982-83シーズンにハンブルガーSV対ユヴェントス(1-0)、1993-94シーズンにACミラン対FCバルセロナ(4-0)、2006-07シーズンにACミラン対リヴァプールFC(2-1))。
入場者数
編集最大入場者数
編集脚注
編集- ^ a b c d “Description: Capacity”. O.A.K.A. "Spiros Louis". 29 December 2010閲覧。
- ^ 2004 Summer Olympics official report. Volume 2. pp. 242, 324.
- ^ 小林隆太郎 (2012年6月30日). “ギリシャ危機は8年前に兆し (1/3ページ)”. サンケイビズ. 2012年7月10日閲覧。
外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- Olympic Stadium (Athens)
- Athens Olympic Stadium "Spyros Louis" – Many photos and detailed history Stadia Greece
先代 ウッレヴィ (ヨーテボリ) |
世界陸上競技選手権大会 会場 1997年 |
次代 エスタディオ・オリンピコ・セビージャ (セビリア) |
先代 スタッド・ド・フランス (サンドニ) |
UEFAチャンピオンズリーグ 決勝戦会場 2007 |
次代 ルジニキ・スタジアム (モスクワ) |