アセンション島空軍基地

アセンション島空軍基地; RAF Ascension Island
	IATA: ASI - ICAO: FHAW
概要
国・地域	イギリスセントヘレナ
所在地	アセンション島
種類	軍民共用
所有者	イギリス国防省
運営者	イギリス空軍; アメリカ空軍
標高	78.6 m (258 ft)
座標	南緯07度58分10秒西経014度23分38秒 / 南緯7.96944度西経14.39389度
公式サイト	www.raf.mod.uk/our-organisation/stations/ascension-island-base/
地図
	ASI/FHAW ASI/FHAW ASI/FHAWアセンション島空軍基地の位置
滑走路
	出典：UK MIL AIP
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アセンション島空軍基地（アセンションとうくうぐんきち、英語: RAF Ascension Island）は、南大西洋のアセンション島にあるイギリス海外領土のセントヘレナ・アセンションおよびトリスタンダクーニャに位置するイギリス空軍とアメリカ宇宙軍の基地である。ワイドアウェーク飛行場（英語: Wideawake Airfield）またはアセンション島補助飛行場（英語: Ascension Island Auxiliary Field）とも呼ばれる。

アメリカ宇宙軍との共同基地となっており、アメリカ合衆国のフロリダ州にあるケープカナベラル宇宙軍施設から打ち上げられるロケットの地上追跡ステーション運用部隊が所在している。

滑走路の再整備に伴う運航停止

スペースシャトルの代替着陸基地として3000m級の滑走路が整備されている。

2017年、アセンション島空軍基地の滑走路は全面の舗装張り替えが必要な状態であることがイギリス議会での答弁で明らかになり^[2]、協定に基づきアメリカ側が施工を受け持ち、2022年完成予定で作業を進めることが2020年6月にアメリカ国防総省から発表され、その間、民間航空機の受け入れは停止された^[3]。

滑走路は2022年8月に東側が完成し^[4]、西側は2023年3月に完成して通常運用が可能となった^[5]。

所在部隊

アセンション島空軍基地には以下の部隊が所在している^[6]^[7]。

イギリス軍

南大西洋諸島イギリス軍
- イギリス空軍アセンション島部隊

アメリカ宇宙軍

宇宙作戦軍団（英語版）隷下
- 第45スペース・ローンチ・デルタ（英語版）
  - 第45任務支援群
    - 第2分遣隊

就航航空会社と就航都市

国内線

航空会社	就航地
タイタンエアウェイズ	チャーター:セントヘレナ、ロンドン/スタンステッド^[8]^[9]
エアリンク	チャーター:セントヘレナ^[10]

国際線

航空会社	就航地
エアリンク	チャーター:ヨハネスブルグ/O・R・タンボ

脚注

[脚注の使い方]

出典

この記事にはパブリックドメインである、アメリカ合衆国連邦政府が作成した次の文書本文を含む。空軍歴史調査局（英語版）.

^ “UK MIL AIP Ascension / Wideawake AD-2 FHAW” (英語). UK Military AIP. No. 1 Aeronautical Information Documents Unit (2020年8月13日). 2020年10月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月8日閲覧。
^ “Written questions and answers - Written questions, answers and statements - UK Parliament”. questions-statements.parliament.uk. 2023年9月18日閲覧。
^ “Ascension Island airport to reopen to wide-body traffic by 2022”. MercoPress. 2023年9月18日閲覧。
^ Cisneros, Mila (2022年9月8日). “Atlantic runway reopens, increases U.S., British military capabilities” (英語). Wright-Patterson Air Force Base. 2022年10月5日閲覧。
^ Cisneros, Mila (2023年5月10日). “AFIMSC completes largest runway construction project in years” (英語). Eglin Air Force Base. 2023年5月14日閲覧。
^ “Director of Overseas Bases” (英語). GOV.UK. Ministry of Defence (2019年12月18日). 2021年5月8日閲覧。
^ Williams, Airman 1st Class Dalton (2019年2月6日). “Small island, big mission – Ascension Island supports 45 SW” (英語). 45th Space Wing. US Air Force. 2020年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月15日閲覧。
^ “Charter Flight Update” (英語). St Helena Government (2020年12月2日). 2020年12月5日閲覧。
^ “Titan Airways Charter Flights - August 2021 To March 2022” (英語) (2021年6月17日). 2021年6月17日閲覧。
^ “(HLE Departures) Saint Helena Airport Departures” (英語). FlightStats. 2018年8月21日閲覧。

外部リンク

公式ウェブサイト（英語）

[1] “UK MIL AIP Ascension / Wideawake AD-2 FHAW” (英語). UK Military AIP. No. 1 Aeronautical Information Documents Unit (2020年8月13日). 2020年10月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月8日閲覧。

[2] “Written questions and answers - Written questions, answers and statements - UK Parliament”. questions-statements.parliament.uk. 2023年9月18日閲覧。

[3] “Ascension Island airport to reopen to wide-body traffic by 2022”. MercoPress. 2023年9月18日閲覧。

[MA-4] Cisneros, Mila (2022年9月8日). “Atlantic runway reopens, increases U.S., British military capabilities” (英語). Wright-Patterson Air Force Base. 2022年10月5日閲覧。

[5] Cisneros, Mila (2023年5月10日). “AFIMSC completes largest runway construction project in years” (英語). Eglin Air Force Base. 2023年5月14日閲覧。

[6] “Director of Overseas Bases” (英語). GOV.UK. Ministry of Defence (2019年12月18日). 2021年5月8日閲覧。

[7] Williams, Airman 1st Class Dalton (2019年2月6日). “Small island, big mission – Ascension Island supports 45 SW” (英語). 45th Space Wing. US Air Force. 2020年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月15日閲覧。

[8] “Charter Flight Update” (英語). St Helena Government (2020年12月2日). 2020年12月5日閲覧。

[9] “Titan Airways Charter Flights - August 2021 To March 2022” (英語) (2021年6月17日). 2021年6月17日閲覧。

[10] “(HLE Departures) Saint Helena Airport Departures” (英語). FlightStats. 2018年8月21日閲覧。

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