アジア冬季競技大会

1986年以来、ほぼ4年ごとにアジアで開催されている冬の国際総合競技大会

アジア冬季競技大会(アジアとうききょうぎたいかい、英語: Asian Winter Games)は、1986年以来、ほぼ4年ごとにアジアで開催されている冬の国際総合競技大会である。

アジア冬季競技大会
英語: Asian Winter Games
アジア・オリンピック評議会のロゴ
競技 総合競技大会
開始年 1986年 (1986)
主催 アジア・オリンピック評議会
開催期間 約4年毎
公式サイト
ocasia.org/games/?category=3 (英語)
大会
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沿革

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夏季アジア大会は、1951年の初開催以来、アジア地域におけるスポーツ振興に大きく貢献した[要出典]。これを受けて、1982年日本オリンピック委員会 (JOC) が同地域の冬季スポーツの発展を期して冬季大会の開催をアジアオリンピック評議会に提案、1986年に第1回大会が行なわれたのがその始まりである[1]。その後、ソビエト連邦崩壊に伴ってカザフスタンなどが加入、東南アジア西アジアからの選手団の参加も増え、大会規模は徐々に拡大している。

日本では、1986年の第1回および1990年の第2回大会と2017年の第8回大会が札幌市で、2003年の第5回大会が青森県で開催された。

大会一覧

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年次 開催都市 参加国数 競技/種目数 選手数
第1回 1986年   札幌 7 4 430
第2回 1990年   札幌 10 4 441
第3回 1996年   ハルビン 17 4 702
第4回 1999年   江原道 21 4 798
第5回 2003年   青森 29 5 1016
第6回 2007年   長春 25 5 約800
第7回 2011年   アスタナ-アルマトイ 26 5 / 11 843
第8回 2017年   札幌 30[2] 5 / 11 1200
第9回 2025年   ハルビン
第10回 2029年   ネオム
開催都市の位置図

実施競技

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バンディ競技の決勝戦(アルマトイ、2011年)
種目 1986 1990 1996 1999 2003 2007 2011 2017 2025 備考
  アルペンスキー
  バンディ
  バイアスロン
  クロスカントリースキー
  カーリング
  フィギュアスケート
  フリースタイルスキー
  アイスホッケー
  ショートトラックスピードスケート
  スキージャンプ d d d dはデモンストレーション競技
  山岳スキー
  スキーオリエンテーリング
  スノーボード 2003年女子はデモンストレーション競技
  スピードスケート

脚注

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  1. ^ アジア冬季競技大会の沿革”. 日本オリンピック委員会. 2020年6月23日閲覧。
  2. ^ クウェートは同国オリンピック委員会としてのエントリーはなされなかったが、個人資格扱いでの出場(公式表彰あり)である。他に、オセアニア国内オリンピック委員会からオーストラリアニュージーランドの2か国が、ゲスト参加という形で出場している(公式種目のエントリーで個人成績は残るが、メダル・入賞の表彰対象外である)。2017冬季アジア札幌大会 国・地域別参加エントリーについて 2016年12月1日 Archived 2017年2月23日, at the Wayback Machine.

関連項目

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外部リンク

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