アシナガシギ(足長鴫、学名:Micropalama himantopus)は、チドリ目シギ科に分類されるの一種である。

アシナガシギ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: チドリ目 Charadriiformes
: シギ科 Scolopacidae
: アシナガシギ属 Micropalama
: アシナガシギ M. himantopus
学名
Micropalama himantopus
(Bonaparte, 1826)
和名
アシナガシギ
英名
Stilt Sandpiper

形態

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体長約20cm。雌雄同色。成鳥夏羽は、頭上が赤褐色で黒い縦斑があり、体の上面は黒褐色で白い羽縁と赤褐色斑が混じっている。顔の眉斑は白色である。胸から下の体の下面は白色で、黒褐色の横斑が密である。冬羽では、体の上面が灰色になり、体の下面は白色となる。

嘴は黒色で細長く少し下に曲がっている。足は体に比べて細長く(これが和名の由来である)緑黄色である。

分布

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アラスカからカナダ北部の北極圏で繁殖し、冬季は中央アメリカから南アメリカ中部に渡り越冬する。

日本では、迷鳥として1977年愛知県で初めて記録されてから、北海道、東京都、小笠原諸島で数件の観察記録がある。

生態

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越冬地においては、干潟や湿地に生息する。

「キュリリリ」と鳴く。

参考文献

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  • 真木広造他 『日本の野鳥590』 平凡社

関連項目

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