アクゾノーベル
オランダの化学メーカー
(アクゾから転送)
アクゾノーベル(オランダ語: Akzo Nobel N.V.)は、オランダ・アムステルダムに本社を置く化学メーカー。世界約60カ国に拠点を持ち[1]、塗料分野における世界大手となっている。日本法人は塗料事業に特化した「アクゾノーベルコーティング株式会社」がある。ユーロネクスト・アムステルダム上場企業(Euronext: AKZA )。
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | Euronext: AKZA |
本社所在地 |
オランダ アムステルダム, Christian Neefestraat 2 |
業種 | 化学 |
事業内容 | 医薬品、塗料、化学品の製造 |
代表者 | en:Ton Büchner |
売上高 | 約2兆1,429億円 |
従業員数 | 49,560人 |
外部リンク | www.akzonobel.com/ |
沿革
編集- 1969年 - 化学繊維メーカーAKU社(Algemene Kunstzijde Unie) と、工業用塩などを製造していたKZO社(Koniklijke Zout Organon) が合併し、AKZO N.V.設立。
- 1988年 - ストウファー・ジャパン株式会社と、アクゾの代理店メルカトール・インターナショナル日本支店が合併、アクゾジャパン株式会社発足。
- 1994年2月 - スウェーデンの化学メーカー Nobel Industries AB社(1984年に、Bofors社とKemaNobel社が合併し発足)と合併し、Akzo Nobel N.V.に社名変更。
- 1994年7月 - アクゾジャパン株式会社、アクゾノーベル株式会社に社名変更。
- 2007年3月 - 医薬品部門のオルガノン(Organon)をシェリング・プラウに売却。
- 2008年1月 - イギリス・ICIを買収。
- 2018年1月 - 日本法人、塗料事業をアクゾノーベルコーティング株式会社として分社化[2]。
- 2018年3月 - 化学品事業を米国カーライル・グループに売却し、塗料・コーティング事業に経営資源を集中させることを発表[3]。
日本法人の主な取扱品目
編集- セルロース
- 建材用セルロースエーテル系保水増粘剤、水系塗料用増粘剤
- カルボキシメチルセルロース
脚注
編集出典
編集- ^ “Our locations” (英語). Akzo Nobel N.V.. 2018年4月1日閲覧。
- ^ “アクゾノーベル日本法人、自動車補修を含む塗料事業を分社化”. レスポンス (2018年1月15日). 2018年4月1日閲覧。
- ^ “Akzo Nobel reshapes business with 10 billion euro sale” (英語). ロイター (2018年3月27日). 2018年4月1日閲覧。