アガペトゥス2世 (ローマ教皇)
アガペトゥス2世(Agapetus II, ? - 955年11月8日)は、第129代ローマ教皇(在位:946年5月10日 - 955年11月8日)。
アガペトゥス2世 | |
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第129代 ローマ教皇 | |
教皇就任 | 946年5月10日 |
教皇離任 | 955年11月8日 |
先代 | マリヌス2世 |
次代 | ヨハネス12世 |
個人情報 | |
出生 |
不明 教皇領、ローマ |
死去 |
955年11月8日 教皇領、ローマ |
その他のアガペトゥス |
修道院改革や聖職者の規律確立に努め、低下しつつあった教皇権の回復を行う。
教皇に即位したとき、ローマ教会は、マロツィアの子のアルベリーコ2世によって支配されており、教皇権は霊的活動のみに存した。このような中で、アガペトゥス2世は、クリュニー修道院改革運動を推進し、修道院と教会の霊的復興を企図し、北欧への宣教を積極的に支援した。
そのため、947年、948年、949年にそれぞれ教会会議を開催した。イタリアの混乱を収集するため、東フランク王国国王オットー1世に支援を要請した。しかし、オットー1世に求められたローマ皇帝冠の授与は拒否した。