アカウニ
アカウニ (赤海胆、学名:Pseudocentrotus depressus) は、オオバフンウニ科に属するウニの一種であり、名前の通り針が赤みがかっている。西日本で広く食用として用いられる[2]。殻の扁平さからヒラタウニとも呼ばれていた[1]。
アカウニ | |||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アカウニ
Pseudocentrotus depressus | |||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||
学名 | |||||||||||||||||||||
Pseudocentrotus depressus (A. Agassiz, 1864)[1] |
なお、食用の分野で赤ウニと呼ばれているものは基本的にバフンウニまたはエゾバフンウニのことを指している(これらは食用とする生殖腺が赤みがかっている)ことが多いため注意を要する[要出典]。
分布
編集日本近海固有種で、九州南端から本州北端に分布する[1]。日本海側は津軽海峡、太平洋側は銚子が北限である。済州島にも分布する[2]。
脚注
編集- ^ a b c ウニハンドブック 2019, p. 63.
- ^ a b “水産総合研究センター:アカウニ”. 2013年5月19日閲覧。[リンク切れ]
参考文献
編集- 田中颯; 大作晃一; 幸塚久典『ウニ ハンドブック』文一総合出版、2019年10月29日。ISBN 978-4-8299-8165-8。
外部リンク
編集- アカウニ - 栽培漁業のてびき(改訂版) 平成24年3月 山口県