アオメクイナ

アオメクイナ
	アオメクイナ Gymnocrex rosenbergii
保全状況評価
	VULNERABLE; (IUCN Red List Ver.3.1 (2001));
分類
学名
	Gymnocrex rosenbergii; (Schlegel, 1866)
シノニム
	Eulabeornis rosenbergii
和名
	アオメクイナ
英名
	Bald-faced rail; Blue-faced rail; Rosenberg's rail

アオメクイナ（Gymnocrex rosenbergii）は、ツル目クイナ科に分類される鳥類。

分布

全長30センチメートル^[1]^[2]。頭部の羽衣は暗褐色、頭頂は灰黒色^[1]。腰、下面の羽衣、尾羽は灰黒色や黒褐色。背の羽衣や翼は赤褐色^[1]^[2]。

虹彩は赤や赤褐色^[1]^[2]。眼の周囲から眼後部にかけて羽毛がなくコバルトブルーの皮膚が裸出し^[2]、眼の周囲の皮膚は赤い^[1]。上嘴は黄褐色、下嘴は黄色^[1]。後肢は灰褐色や黒褐色^[1]^[2]。

低地から丘陵にある原生林や二次林、藪地、休耕田などに生息し、乾燥した地域では下生えにトウやタケ、若木などが密生した環境を好む^[1]。短距離しか飛翔することができない^[1]。危険を感じると走行し水中へ逃げ込む^[1]。

食性は動物食で、昆虫、陸棲の貝類を食べると考えられている^[1]。

生息地では食用とされることもある^[1]。

開発による生息地の破壊、および森林の変化などによる生息数の減少が懸念されている^[1]。

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k ^l ^m ⁿ 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著『動物世界遺産レッド・データ・アニマルズ5 東南アジアの島々』、講談社、2000年、160頁。
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f 黒田長久、森岡弘之監修『世界の動物分類と飼育10-II (ツル目)』、東京動物園協会、1989年、50、160頁。

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The IUCN Red List of Threatened Species
- BirdLife International 2008.0. Gymnocrex rosenbergii. In: IUCN 2010. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2010.4.