アイランズ・オブ・アドベンチャー
ユニバーサル・アイランズ・オブ・アドベンチャー(Universal Islands of Adventure)はアメリカ、フロリダ州オーランドのユニバーサル・オーランド・リゾート内にあるテーマパーク。略称は「IOA」など。
ユニバーサル・アイランズ・オブ・アドベンチャー Universal Islands of Adventure | |
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所在地 | フロリダ州オーランド |
座標 | 北緯28度28分18秒 西経81度28分17秒 / 北緯28.47167度 西経81.47139度座標: 北緯28度28分18秒 西経81度28分17秒 / 北緯28.47167度 西経81.47139度 |
公式サイト | Islands of Adventure Homepage |
所有者 | NBCユニバーサル、 マーリン・エンターテイメンツ、ブラックストーン・グループ |
運営者 | ユニバーサル・デスティネーションズ&エクスペリエンシズ |
総支配人 | ユニバーサル・デスティネーションズ&エクスペリエンシズ |
開業 | 1999年5月28日 |
開園期間 | 通年営業 |
アトラクション数 | 16 |
ジェットコースター数 | 4 |
ウォーターライド数 | 3 |
キャッチコピー | Live the Adventure |
概説
編集- ユニバーサル・オーランド・リゾート内にあり、NBCユニバーサルとブラックストーン・グループが運営している。同リゾートにはIOAの他ユニバーサル・スタジオ・フロリダがある。
- USHやUSJとは異なり、『ジュラシック・パーク』や『スパイダーマン』のアトラクションがUSFに隣接するこのIOAにある。
- 2007年の来場者数はアメリカ国内で9位、全世界で15位を記録している。
- 当初の構想では『カートゥーン・ワールド』という名称で、DCコミックスとルーニー・テューンズ、ドクター・スース、ジェイ・ワード、ポパイの5作品をベースにしたエリアやアトラクションを制作する予定だった。
しかし、ワーナー・ブラザースとの交渉が決裂したことにより、DCコミックスとルーニー テューンズの使用が不可能となり、現在の『アイランズ・オブ・アドベンチャー』に方針転換。代わりとしてマーベル・コミックとジュラシック・パークを使用。
パークの構成/アトラクション
編集「ポート・オブ・エントリー」と「マーベル・スーパー・ヒーロー・アイランド」、「トゥーン・ラグーン」、「スカル・アイランド」、「ジュラシック・パーク」、「ザ・ロスト・コンティネント」、「スース・ランディング」、「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」の8つの“アイランド”と呼ばれるエリアから構成されている。
ポート・オブ・エントリー
編集エントランスから最も近くにある、アラビアの市場を模したエリア。
マーベル・スーパー・ヒーロー・アイランド
編集マーベル・コミックのキャラクターのアイランド。
トゥーン・ラグーン
編集コミック・ストリップをテーマにしたアイランド。ポパイやベティ・ブープで知られるキング・フィーチャーズ・シンジケートと、ダドリー・ドゥーライトやロッキー&ブルウィンクルで知られるジェイ・ワード・プロダクションの2社のキャラクター達をメインとしている。
- アトラクション
- Dudley Do-Right's Ripsaw Falls(ダドリー・ドゥーライツ・リプソー・フォールズ)
- Me Ship, the Olive(ミー・シップ・ザ・オリーブ)
- Popeye and Bluto's Bilge-Rat Barges(ポパイ・アンド・ブルートズ・ビルジーラット・バージス)
スカル・アイランド
編集2016年7月13日にオープンした、『キング・コング』をテーマにしたアイランド。他のアイランドとは違い、ショップとレストランが存在しない。
- アトラクション
- Skull Island: Reign of Kong(スカル・アイランド レイン・オブ・コング)
ジュラシック・パーク
編集映画『ジュラシック・パーク』をもとにしたアイランド。
ザ・ロスト・コンティネント
編集古代の神話や伝説をテーマにしたアイランド。
- アトラクション
- Mystic Fountain(ミスティック・ファウンテン)
スース・ランディング
編集絵本作家ドクター・スース(シオドア・スース・ガイゼル)の作品をテーマにしたアイランド。
- アトラクション
- Caro-Seuss-el(キャロスーセル)
- If I Ran the Zoo(イフ・アイ・ラン・ザ・ズー)
- One Fish Two Fish Red Fish Blue Fish(ワン・フィッシュ・トゥー・フィッシュ・レッドフィッシュ・ブルーフィッシュ)
- The Cat in the Hat(ザ・キャット・イン・ザ・ハット)
- The High in the Sky Seuss Trolley Train Ride(ザ・ハイ・イン・ザ・スカイ・スース・トロリー・トレイン・ライド)
ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター
編集イギリスの児童文学作家であるJ・K・ローリングのファンタジー小説『ハリー・ポッターシリーズ』をもとにしたアイランド。2010年6月18日オープン。禁じられた森やホグズミード村をモチーフにしたショップやレストラン、アトラクションがある。ユニバーサル・スタジオ・フロリダとの共通パス所有者は、アトラクションホグワーツ特急にてダイアゴン横丁との行き来が可能となっている。
終了したアトラクション
編集ポート・オブ・エントリー
編集- Island Skipper Tours(アイランド・スキッパー・ツアーズ)
パーク開業と同時にオープン。パーク中央のラグーンを横切って進むボートで、ポート・オブ・エントリー側からジュラシック・パーク側までの移動が可能だった。 維持費の問題により、2001年に廃止された。
トゥーン・ラグーン
編集- Mat Hoffman's Freakin Crazy Stunt Show(マット・ホフマンズ・フリークイン・クレイジー・スタント・ショー)
2002年から2004年頃まで行われていたショー。
- Mat Hoffman's Aggro Circus(マット・ホフマンズ・アグロ・サーカス)
- Toon Lagoon Rock N' Roll Bash(トゥーン・ラグーン・ロックンロール・バッシュ)
ジュラシック・パーク
編集- Triceratops Encounter / Discovery Trail(トリケラトプス・エンカウンター/ディスカバリー・トレイル)
パーク開業と同時にオープン。トリケラトプスと触れ合えるアトラクション。 2003年に1度目のクローズ。2010年に「Discovery Trail」という名前で再オープンするも、すぐにまた2度目のクローズとなった。
ザ・ロスト・コンティネント
編集- Dueling Dragons(デュアリング・ドラゴンズ)
パーク開業と同時にオープン。「氷」と「炎」の2つがあり、対になっているローラーコースター。ゲストはどちらを体験したいか、自由に選択することができた。 新エリア「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」及び新アトラクション「Dragon Challenge」建設のため、2010年にクローズ。
- Flying Unicorn(フライング・ユニコーン)
2000年6月29日オープン。 新エリア「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」及び新アトラクション「Flight of the Hippogriff」建設のため、2008年にクローズ。
- The Eighth Voyage of Sinbad(ザ・エイス・ボヤッジ・オブ・シンドバッド)
2018年9月15日にクローズ。
- Poseidon's Fury(ポセイドンズ・フューリー)
2023年5月9日にクローズ。
ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター
編集- Dragon Challenge(ドラゴン・チャレンジ)
2010年6月12日、「Dueling Dragons」の跡地にオープン。2017年9月4日に新アトラクション「Hagrid’s Magical Creatures Motorbike Adventure」建設のためクローズ。