アイバーソン括弧(英語: Iverson bracket)は、数式における論理値に関する記法である。ケネス・アイバーソンにちなんで名づけられた。括弧を用いて表され、括弧内が真ならば1、偽ならば0と定義する。通常は角括弧が用いられる。アイバーソンの記法とも呼ばれるが、アイバーソン記法は、アイバーソンが開発した言語であるAPLを指す場合がある[1]ため、注意が必要である。
アイバーソンの記法の計算規則と論理、集合演算の間には直接的な対応関係がある。いまA, Bを集合とし、 を整数についての任意の性質とすると、以下が成り立つ。
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- Donald Knuth, "Two Notes on Notation", American Mathematical Monthly, Volume 99, Number 5, May 1992, pp. 403–422. (TeX, arXiv:math/9205211)
- Kenneth E. Iverson, "A Programming Language", New York: Wiley, p. 11, 1962.
- ^ 所真理雄. (1973). IVERSON 言語 (A Programming Language). 情報処理, 14(3). 196頁