アイアールディー
株式会社アイアールディー(IRD Co.Ltd)は、かつて存在した日本のレーシングコンストラクター会社である。本社は静岡県磐田市。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒438-0213 静岡県磐田市竜洋稗原665 |
設立 | 1986年5月1日 |
法人番号 | 4011401015648 |
事業内容 | 競技用自動車の企画・設計・製造および開発業務全般 |
代表者 | 代表取締役社長 田嶋直信 |
資本金 | 3,000万円 |
従業員数 | 70名 (2013年4月現在) |
外部リンク | http://ird.jpn.com/ |
特記事項:2015年10月1日、株式会社タジマモーターコーポレーションに吸収合併された。 |
旧社名は株式会社スズキスポーツ(Suzuki Sport Co.Ltd)。スズキのグループ会社として、スズキのモータースポーツ活動を統括していた。
概要
編集1986年5月1日設立[1]。「スズキのグループ会社」という事でスズキが出資した会社と思われがちだが、もともと田嶋伸博が自身の資本で設立した会社であり、スズキ本社の資本は2007年まで全く入っていなかった。しかし、事実上スズキのワークス・チーム的扱いで長年にわたりモータースポーツ活動を行ってきた。
2002年から世界ラリー選手権 (WRC)の下位クラスとなるジュニア世界ラリー選手権(JWRC) に『スズキ イグニス Super1600』で参加。また2007年より世界ラリー選手権に『スズキSX4 WRC』で参加しているラリーチーム『Suzuki World Rally Team』はスズキスポーツがオペレーションを担った[2]。しかし、世界的な経済不安による自動車市場の縮小に伴い世界の自動車メーカーがモータースポーツ活動を休止・撤退させていく中、スズキも2009年にて世界ラリー選手権の参加を休止することになった。それに伴い同年スズキは、保有していたスズキスポーツ株を売却した[3]。JWRCは継続していたが、2011年にワンメイク化されたため、こちらも参戦終了となった。
2011年12月1日に現在社名への変更を行なった[1][4]。
2015年10月1日、伸博が代表取締役会長兼社長を務める株式会社タジマモーターコーポレーションに吸収合併された[5][6]。
脚注
編集- ^ a b “株式会社アイアールディー/IRD Co.,Ltd.”. 2016年10月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月27日閲覧。
- ^ “SUZUKI WRC CHALLENGE スズキWRCチャレンジ”. 2017年10月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月28日閲覧。
- ^ 平成22年3月期有価証券報告書 (PDF) (Report). スズキ株式会社. p. 58. 2011年12月30日閲覧。
- ^ “株式会社アイアールディー/IRD Co.,Ltd.”. 2016年12月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月27日閲覧。
- ^ “合併に関するご案内”. 株式会社アイアールディー (2015年9月). 2016年10月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月12日閲覧。
- ^ “合併に関するご案内”. 株式会社タジマモーターコーポレーション (2015年9月). 2016年6月12日閲覧。