りんくう常滑駅

愛知県常滑市にある名古屋鉄道の駅

りんくう常滑駅(りんくうとこなめえき)は、愛知県常滑市りんくう町にある、名古屋鉄道(名鉄)空港線駅番号TA23

りんくう常滑駅
駅舎(2023年8月、南口)
りんくうとこなめ
RINKŪ TOKONAME
TA22 常滑 (1.6 km)
(2.6 km) 中部国際空港 TA24
地図
所在地 愛知県常滑市りんくう町二丁目3
北緯34度52分46.3秒 東経136度49分41.3秒 / 北緯34.879528度 東経136.828139度 / 34.879528; 136.828139座標: 北緯34度52分46.3秒 東経136度49分41.3秒 / 北緯34.879528度 東経136.828139度 / 34.879528; 136.828139
駅番号 TA  23 
所属事業者 名古屋鉄道
中部国際空港連絡鉄道
所属路線 空港線
キロ程 1.6 km(常滑起点)
神宮前から30.9 km
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
1,609[1]人/日
-2021年-
開業年月日 2005年平成17年)1月29日
備考 無人駅
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当駅の施設は、空港線の第三種鉄道事業者である中部国際空港連絡鉄道が保有している。

歴史

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中部国際空港の開港に合わせて、愛知県が埋立造成した地域開発用地「中部臨空都市」の空港対岸部(いわゆる「前島」)に位置する。駅設置計画時の仮称は前島駅であった。

空港線2004年平成16年)10月16日に暫定開業したが、当時当駅は設置されず運行されていた空港関係者限定列車はすべて通過していた。当駅の営業・停車開始は2005年(平成17年)1月29日の一般向け正式開業時からである。開業当初の日中は急行が毎時2本停車するだけだったが、その後普通列車も一部の時間帯に増発(正確には常滑止まりだったのを一部中部国際空港まで延長)され、急行または準急と合わせて毎時4本停車する時間帯が増加した。

年表

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駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する高架駅。ホームは8両まで対応しており、ホーム中央部6両分のみ屋根が設置されている。無人駅で、駅集中管理システム(管理駅は常滑駅[2])が導入されている。

当駅はミュースカイと特急の全便が通過する終日無人駅ではあるが、2023年2月までは構内で「Meitetsu free Wi-Fi」が利用できていた(犬山線の犬山遊園駅も同様。こちらはミュースカイ・快速特急・特急が全便停車する)。

ホームは8両編成に対応しているが当駅に停車する列車は全て6両編成以下である。

のりば
番線 路線 方向 行先
1 TA 空港線 下り 中部国際空港ゆき[3]
2 上り 太田川金山名鉄名古屋方面[3]

配線図

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りんくう常滑駅 構内配線略図

常滑・
名鉄名古屋方面
 
中部国際空港駅
凡例
出典:[4]


利用状況

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  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると、2013年(平成15年)度当時の一日平均乗降人員は510人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中262位、常滑線・空港線・築港線(26駅)中25位であった[5]

開業以降の1日平均乗降人員は下表の通り。

年度別1日平均乗降人員[6]
年度 1日平均乗降人員
定期 定期外 合計
2004年(平成16年) 2 532 534
2005年(平成17年) 36 283 319
2006年(平成18年) 76 331 407
2007年(平成19年) 104 352 456
2008年(平成20年) 98 332 430
2009年(平成21年) 102 316 418
2010年(平成22年) 102 330 432
2011年(平成23年) 118 372 490
2012年(平成24年) 112 380 492
2013年(平成25年) 98 412 510
2014年(平成26年) 104 441 545
2015年(平成27年) 336 1,281 1,617
2016年(平成28年) 598 1,677 2,275

徒歩や125cc以下の二輪車、自転車などは空港連絡橋を通行できないため、空港へ向かうために当駅で電車に乗り換える乗客もいる。

駅周辺は現在開発が進んでおり、2015年(平成27年)にイオンモール常滑が開業したことで同年度以降は利用者が急増している。

駅周辺

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常滑焼まつり・常滑納涼大花火大会の開催地最寄り駅である。規制緩和により、主に単身用の賃貸マンションが複数立地し、定住人口がわずかながら上昇している。

主な施設

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バス路線

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知多バスが駅前ロータリーにバスが乗り入れていたが、2022年9月で廃止されている。

※ なお、駅前に立地するイオンモール常滑から、常滑駅へ常滑市コミュニティバスが、運行されている。中部国際空港への無料シャトルバスが運行されていたが、2024年3月31日をもって運行終了している。

隣の駅

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名古屋鉄道
TA 空港線
ミュースカイ特急快速急行
通過
急行準急・■普通
常滑駅 (TA22) - りんくう常滑駅 (TA23) - 中部国際空港駅 (TA24)

脚注

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  1. ^ 令和3年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2023年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月6日閲覧。
  2. ^ SF カードシステム「トランパス」導入路線図 - 名古屋鉄道、2004年12月24日
  3. ^ a b りんくう常滑(TA23)(りんくうとこなめ) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  4. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  5. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  6. ^ とこなめの統計 Archived 2012年12月6日, at the Wayback Machine. - 常滑市

関連項目

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外部リンク

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