ゆうべつ (護衛艦・2代)

海上自衛隊のもがみ型護衛艦(FFM)8番艦

ゆうべつローマ字JS Yubetsu , FFM-8 )は、海上自衛隊護衛艦もがみ型護衛艦の8番艦。艦名は北海道を流れる湧別川に由来する。この名を受け継いだ日本の艦艇としては、海上自衛隊のゆうばり型護衛艦ゆうべつ」に続き2代目にあたる[2]

ゆうべつ
進水式後の「ゆうべつ」
進水式後の「ゆうべつ」
基本情報
建造所 三菱重工マリタイムシステムズ
運用者  海上自衛隊
艦種 多機能護衛艦(FFM)
級名 もがみ型護衛艦
建造費 約460~470億円
艦歴
起工 2022年8月30日
進水 2023年11月14日
就役 2025年3月予定 [1]
要目
基準排水量 3,900 t
満載排水量 5,500 t
全長 132.5 m
最大幅 16.3 m
深さ 9 m
機関 CODAG方式
主機 ロールス・ロイス MT30 ガスタービンエンジン × 1基
MAN社12V28/33D STC ディーゼルエンジン × 2基
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
最大速力 30ノット
乗員 90~100名
兵装 62口径5インチ単装砲 × 1門
Sea RAM × 1基
RWS × 2基
17式艦対艦誘導弾 (SSM-2) 4連装発射筒 × 2基
Mk.41 VLS (07式 SUMほか) × 16セル(後日装備)
HOS-303 3連装短魚雷発射管 × 2基
搭載機 SH-60K 哨戒ヘリコプター × 1機
C4ISTAR リンク 22 戦術データ・リンク
レーダー 多機能レーダーOPY-2
ソナー OQS-11 対機雷戦用ソナーシステム
OQR-25 水上艦用ソナーシステム(VDS+TASS)
電子戦
対抗手段
NOLQ-3E 電波探知妨害装置
Mk.137 デコイ発射機 × 4基
その他 無人機雷排除システム(USV+UUV(OZZ-5)+EMD)
簡易型機雷敷設装置
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本記事は、本艦の艦歴について主に取り扱っているため、性能や装備等の概要についてはもがみ型護衛艦を参照されたい。

艦歴

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中期防衛力整備計画に基づく令和3年度計画護衛艦として、三菱重工業に発注され、2022年8月30日に三菱重工マリタイムシステムズで起工、2023年11月14日に命名され進水した。なお、Mk.41VLSについては、2021年度補正予算にて取得費用を予算計上されたものの、世界的な半導体不足の影響を受け後日装備とされた[3]。今後、艤装や各種試験を実施したのち、2025年3月に就役する予定[1]

歴代艦長

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歴代艦長(特記ない限り2等海佐
氏名 在任期間 出身校・期 前職 後職 備考
艤装員長
-
 艦長
1

脚注

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出典

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参考文献

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  • 海人社 編「海上自衛隊・海上保安庁 艦船の動向 令和5年度を顧みて」『世界の艦船』第1021号、海人社、143頁、2024年7月。 

外部リンク

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